2016.08.13 Sat
#Osaka
僕らの街の歩き方《富田林》
MY LOCAL NAVI
不思議な巨大建築物と
江戸時代の町並みにびっくり!
大阪市内から電車/車で約40分の距離にある富田林。富田という地名は、皇室所有の田んぼ「屯田(とんでん)」があったことに由来するそう。現在も農業は盛んで採れたての地野菜を使った飲食店が人気です。近鉄富田林駅の南には重要伝統的建造物群保存地区に指定された「寺内町」があり、江戸時代から昭和初期に建てられた40軒以上の町家が並ぶ光景は壮観! 不思議建築物「PLの塔」と共に関西に住んでいるなら一度は見ておきたい名所です。そんな富田林をスタンダードブックストアの中川さんにご紹介して頂きました。
TONDABAYASHI NAVI 01
寺内町
江戸の町並みが残る歴史の町
美しい石畳の街路に、木格子がはまった木造家屋が整然と並ぶ様子は、時代劇の世界に迷い込んだよう。南北350m、東西400mの区画には、家具や飲食店アンティーク雑貨を始め20以上のショップが点在しています。季節毎にイベントも開催されており、3月には「じない町ひなめぐり」と題して、寺内町の100箇所以上にお雛様が飾られます。
寺内町
TONDABAYASHI NAVI 02
陶工房 飛鳥
しなやかで自由な創作陶器
寺内町南端にある陶芸家、阪本光枝さんの工房兼ギャラリー。ベースに信楽の土を用い、そこに備前焼の火襷(ひだすき)模様を入れたりと技法をミックスする作風が特徴です。「色んなタイプがあり、若い人にも人気がありますね」と中川さん。作品はスタンダードブックストアでも販売されています。ちなみに阪本さんは寺内町を盛り上げる活動もされています。
TONDABAYASHI NAVI 03
喫茶narod
クラシック喫茶店でくつろぐ
1972年、寺内町にオープンした老舗喫茶店。「10代の頃富田林に引っ越して、どんな所なんだろうって町を散歩して見つけました。その時はコーヒーを頼んだのかな。ボルシチも名物で。クラシックが流れていて良い雰囲気なんですよ」と中川さん。時代の匂いが染み込んだレンガ造りの店内はゆっくりと落ち着けます。寺内町の散策で一息つきたい時に。
ゴロっと大きな野菜が入った ボルシチ¥780
キッサ ナロード
富田林市本町3-16
tel : 0721-25-2469
11:00~22:00 月曜休
TONDABAYASHI NAVI 04
PIN PON PAN
約20種類、季節によって 変わります。¥190~
季節の流れるパン屋さん
富田林西口駅から車で約10分の場所にあるパン屋さん。お店の裏に広がる畑で採れた旬野菜&果物を使ったパンを提供されています。自然素材にこだわり、生地も手捏ねでパン作りは深夜2時から始まるそう。現在お店はお休みで4月1日から土曜のみオープンとなります。Facebookやインスタグラムでの通販も人気だそうで、パン好きは要チェックです!
ピンポンパン
富田林市西板持町3-10-9
tel : 090-9161-7476
12:00~17:00 不定休
TONDABAYASHI NAVI 05
Lunch cafe LAZO’S
注目のペルー料理が手軽に味わえる
富田林西口駅から徒歩5分。白いアパートの一室にあるペルーのごはん屋さん。移民の多いペルーは様々な文化が交じり合い首都リマは美食の都と呼ばれるほど。そんなペルーの家庭料理がランチで食べられると聞いてお伺いしました。ペルー料理は初めてでしたが、異国の味の中に懐かしさもあり、取材陣一同「また食べたい!」と唸る美味しさでした。
ランチカフェ ラソス
富田林市甲田1-3-28
tel : 090-9165-6380
11:30~15:00 売り切れ次第終了
(来店前の電話予約がお勧め)
月曜・日祝休
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STANDARD BOOKSTORE
中川和彦さん
本屋&カフェ・アート&カルチャーが融合したスタンダードブックストアの代表。 東大阪に生まれ、17歳の時に富田林へ。今年54歳。最近、気になっていることは「大正区」。
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