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2016.09.03 Sat

#Shiga

近江商人に会える、感じられる自転車で巡る『近江八幡』市街地編2

近江商人に会える、感じられる
自転車で巡る『近江八幡』市街地編2

#体験#街歩き#近江八幡

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続きです。市街地編1はこちら

 

 

小路から少し進んだところには近江兄弟社メンターム資料館も忽然と現れる。

 

1905年滋賀県八幡商業高校に英語教師として赴任したウィリアム・メレル・ヴォーリーズが創業。展示スペースには歴史を追ったパネルやメンターム缶、パッケージなども展示されている。

 

 

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近江兄弟社メンタームの本社

 

 

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時代を経て保存されているメンターム缶やパッケージ

 

 

近江兄弟社メンターム資料館

滋賀県近江八幡市魚屋町元29
平日9時~17時、土曜日11時~16時

日曜、11月~3月休館

www.omibh.co.jp/

 

 

 

 

近江に拠点を置いて行商を行う商人「近江商人」が現在も残っている近江八幡。世の中の過不足を補い、需要と供給を調整することが本務。そのせいか、どこのお店でも、試食は多いけれど「買うことを強いられない」という特徴があり好感が持てる。

 

ポン菓子を販売する「苗村肥料店」。店主がざるに入れたポン菓子の試食を手にいっぱい入れてくれる。一袋100円からと買いやすく、口に含めば香ばしさと優しい甘さが口に広がると懐かしい記憶がよみがえる気分。

 

 

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年季の入った店構え。苗村肥料店

 

 

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ほんのり甘くて懐かしいポン菓子

 

 

苗村肥料店

滋賀県近江八幡市新町1丁目25

Tel:0748-32-558

 

 

 

 

名物である麩のお店も人気。麩の吉井では訪れた人に麩の美味しさを知ってもらうためのアレンジ料理を試食できるところもある。まず食べてもらっておいしさを知ってもらうのだ。サーモンやホタテの載った豪華なからし麩やあんこやゴマペーストを入れた麩ちょうじ最中はスイーツ感覚で楽しめる。

 

 

風情のある佇まい

風情のある佇まい

店内には様々な種類の麩が販売されている

店内には様々な種類の麩が販売されている

 

 

ホタテ、サーモンが使われたからし麩の試食が絶品のからしあえ432円

ホタテ、サーモンが使われたからし麩の試食が絶品のからしあえ432円

ちょうじ麩最中540円

ちょうじ麩最中540円

 

 

麩の吉井

滋賀県近江八幡市新町1丁目

Tel:0748-32-7773

9時~16時 年中無休

 

 

 

 

 

ポン菓子片手に町を散策するとこれぞ、近江八幡の町並み、「新町通り」。白壁の塀を隔て姿をのぞかせる松、これぞ日本の風景や! と感動。

 

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時代劇に出てくるかのような日本の風景

 

 

和服を着た近江商人が歩いている錯覚さえ起こりそう

和服を着た近江商人が歩いている錯覚さえ起こりそう

近江八幡市立資料館の一つとなる旧伴家住宅

近江八幡市立資料館の一つとなる旧伴家住宅

 

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八幡掘の曲がり角。風情ある景観を楽しめる

 

 

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日牟禮八幡宮

 

 

近江八幡市立資料館

滋賀県近江八幡市新町2丁目22

Tel:0748-32-7048

 9時~16時30分

 

 

 

 

今回は訪れることができなかったが、小田信長が天下統一の拠点とした城、安土城や国の重要文化財である長命寺、八幡ロープウェーでいく八幡山の他、名所が山ほどある近江八幡。訪れれば古き良き日本、近江八幡独自の魅力を体感できること間違いない。これからの行楽シーズン、ぜひ近江八幡で過ごされてみてはいかがだろう。

 

 

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Report / Yukako Okada

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