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2016.08.09 Tue

#Kyoto

宿泊できる雑誌、編集できるホテル。それって一体、何のこと!?

宿泊できる雑誌、編集できるホテル。
それって一体、何のこと!?

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京都・二条に、「触って、使って、泊まって、買える」。 五感をフルに使ってカルチャーを体験できる空間『MAGASINN マガザン KYOTO』が今年の5月よりオープンしています。

 

2階建ての町家の一部を1日1組限定の宿泊スペースとし、その他をストア、ギャラリー、イベント会場として一般開放している面白い試み。まるで季刊雑誌のように年に4回特集を組み、その度に展示内容等のコンテンツを変える予定で、現在は第1号の特集「本:本を体験する」が開催中。

 

 

 

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京都らしい路地に並ぶ町屋を全面改装。グレーを基調とした独創的な空間に

 

 

 

1階奥の共用スペース。奥には中庭も見える

1階奥の共用スペース。奥には中庭も見える

もともと牛乳屋さんの建物だということで、その名残の大型冷蔵室。中にも入れます

もともと牛乳屋さんの建物だということで、その名残の大型冷蔵室。中にも入れます

 

本特集では、1960年代から現在までの時代を映す本を年代別に並べた「タイムトラベルブックシェルフ」や、村上春樹の小説に出てくる言葉をデザインしたTシャツなど、東京・駒沢の書店「SNOW SHOVELING(スノウショベリング)」とコラボレーションした本好きのための本や雑貨を展示販売。

 

さらにコラボイベントとして、本に出てくるお酒を提供するポップアップバー「THE BOOKTENDER」や、村上春樹の小説に登場する料理、ドリンク、音楽を体験できる「村上春樹の晩餐会」も開催している。

 

 

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タイムトラベルの名の通り、階段を上がるにつれ年代が変遷していく

 

 

本特集らしく、あちこちに活字がおどる

本特集らしく、あちこちに活字がおどる

 

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こちら2階の宿泊ゾーン。1日1組限定です

 

 

おもいっきり和室だが、ふすまにはちゃんと鍵がついてます

おもいっきり和室だが、ふすまにはちゃんと鍵がついてます

植物や雑貨などのアイテムの展示・販売も今後、より充実していく模様

植物や雑貨などのアイテムの展示・販売も今後、より充実していく模様

 

 

よく物を勧める際に、「見て・触れて」という謳い文句はあるが、ここでは、さらに踏み込んで「泊まって・使って」という、これ以上ない実体験を得ることで、物の良さを感じてもらおうとしている。

 

とはいえ、ここまでの説明だけでは、このMAGASIINNのことがうまくイメージできないかもしれない。それこそ、実際に訪れてみて、その目でその心で感じてみて欲しい。

 

 

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EDITORIAL HAUS

MAGASINN KYOTO  マガザン キョウ

京都市上京区中書町685-1

http://magasinn.xyz/

 

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