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2016.07.23 Sat

#Osaka

もうカレーのことしか考えられへん…<br>【7日間連続企画 3日目】<br>“イースト南船場” 一週間カレー巡礼

もうカレーのことしか考えられへん…
【7日間連続企画 3日目】
“イースト南船場” 一週間カレー巡礼

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3日目となりましたカレー企画。大正での営業を経て、第二章の幕が開けたばかりの『セイロンカリー』。

 

 

 

DAY 3.『セイロンカリー』 ▶︎ map C

 

スリランカ出身の師弟コンビによる
重層的な旨みが広がる混ぜカレー

 

 今から8年前に、ひょんなことがキッカケでスリランカカレーを口にした店主の重國裕子さん。衝撃を受けた彼女は、大阪を中心としたスリランカカレー行脚を始め、遂には現地へと飛び立った。そこで「カレーと副菜を混ぜた時のバランスが抜群で」とスカウトしたのが、13年のオープン時からグランシェフを務めるランジさんだ。

 

トゥナパハなどのスパイスの調合も調理も彼が行う。さて、食べ応え十分のビーフに、豆のダルやポルサンボーラ(ココナッツのふりかけ)といった色も食感も異なる副菜を混ぜながらひと口。重國さんの言うとおり数種類を一緒に頬張った方が、重層的な旨みを存分に堪能できる。

 

 

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アンブラ ¥1000

カレーの具をチキン、ビーフ、ポーク、フィッシュから選べるこちら。副菜5種のうち、本文で触れた2種以外は日替わり。スリランカ人よろしく手で食べるカレー好きも多いそうで、フィンガーボールを用意してくれる

 

 

カレー、ライス、副菜を一気に混ぜず、皿の手前にスペースを作り少しずつ混ぜ合わせて食べるのが現地のスタイル

カレー、ライス、副菜を一気に混ぜず、皿の手前にスペースを作り少しずつ混ぜ合わせて食べるのが現地のスタイル

ココナッツミルクと同様、スリランカカレーに欠かせないのがトゥナパハと呼ばれるスパイス。カレーの具材によってローストしているタイプと、そうでないタイプを使い分けている

ココナッツミルクと同様、スリランカカレーに欠かせないのがトゥナパハと呼ばれるスパイス。カレーの具材によってローストしているタイプと、そうでないタイプを使い分けている

 

 

 

去年の9月に現地でランジさんの弟子を務めていたチャミンダさんが加わり、今年の春には大正区の商店街より拡大移転を果たした。ここ“イースト南船場”から、スリランカカレーがさらに波及するに違いない!

 

 

IMG_4007

36歳にして20年のキャリアを持つランジさん(左)と、スリランカ時代からの愛弟子であるチャミンダさん。二人揃って陽気でチャーミングなキャラクター

 

 

 

 

IMG_3891

セイロンカリー

大阪市中央区南船場1-13-4 フロントラインビル1F
Tel : 06-6125-5434
11:30~15:00(14:30 L.O.)

18:00~22:00(21:30 L.O.)
木曜休

twitter @ceyloncurry2013

 

Report / Yoshio Horikawa(Tryout)


 

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