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2017.12.26 Tue

#Kyoto

“友達の部屋”に泊まるような楽しさとくつろぎを姉妹のセンスが光るHOSTELが京都にオープン

“友達の部屋”に泊まるような楽しさとくつろぎを
姉妹のセンスが光るHOSTELが京都にオープン

#ニュース#ホテル#ライフスタイル

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京都の文化・芸術エリア 岡崎 そのほど近くに、姉妹で脱サラし開業したというホステルがオープンした。その名も『NINI ROOM』。屋号の由来は「西濱姉妹NISHIHAMA と NISHIHAMA )だから」、思わずクスッとする。

 


 

 

 

印刷会社だった築40年のビルをリノベーションしたというこのホステル。3階建てで客室は17部屋、50床ものベッドがあるそうだけど、天井が高く開放的で窮屈な感じはしない。

 

 

コンセプトは“友達の部屋”。

「観光地とかじゃなくても、友達の住む街に遊びに行ってその子が普段している日常を一緒に過ごすって楽しいじゃないですか」と、お話を聞かせてくれたのはPRを担当している妹の萌根さん。

 

朝食に出すパンは、近所のパン屋さんから。ロビーを彩る装花は川向こうの花屋さんにお願いしたという。「もっとこ他のお店ともつながって、このエリア全体が盛り上がればと。ゆくゆくはロビーを解放してカフェ利用できるようにしたり、ワークショップもやりたいと考えています」。

 

 


 

館内を案内してもらいながら、どれほど「可愛い」という言葉を漏らしてしまっていたのか…。部屋だけでなく、ありとあらゆるところに素敵さで溢れすぎてている。それもそのはず、内装をコーディネートしたお姉さんの愛乃さんはインテリアデザイナー。北欧への留学経験もあるとのことで、その絶妙な色使いやインテリアのセンスには、テンションが上がる。

 

ドミトリーも完備。アーチ型の入り口がキュート

 

さらに、なんとそれぞれの個室によってインテリアや壁の色などを変えているというこだわりっぷり。「何回来ても楽しんで欲しい。『次はこの部屋に泊まりたい』と感じてもらえたら嬉しいですね」。

 

 

ふたりがよくこの髪型をするからサインの女の子はお団子頭

ふたりがよくこの髪型をするからサインの女の子はお団子頭

乾く前に葉っぱを置いてディティールを移したモルタル

乾く前に葉っぱを置いてディティールを移したモルタル

 

広々とした屋上では、緑化を進めているのだそう。ここで栽培したハーブでハーブティーも作ってみるそう。

 

印刷会社の倉庫だったときの名残、レトロな昇降機は現役で活躍中

 

 

そして何より嬉しいのが、バスタブまで完備されていること。しかも猫足!! ホステルで湯船に浸かれるのもなかなか珍しいのでは。無機質な空間にならないように西濱姉妹が自分たちでタイルを貼ったり、植物を置いたりと工夫したのだそう。これは女の子なら絶対喜ぶだろうなと思ってたら「私たちも驚いたのですが、男性にも好評なんですよ」と萌根さん。

 

魅力たっぷりで、女子ならずとも男子までメロメロにしてしまうこだわりの内装。話を聞いていると、湧いてくるこれからの構想も自由で、例えば来年は“同窓会プラン”を企画しているのだとか。「一棟貸しをして、遊びつくした後そのまま泊まれるのってどうですか?」。修学旅行をもう一度みたいなノリ、めちゃめちゃ楽しそう。この新しいホステル、今後の展開に注目です。

 

 

 

HOSTEL NINIROOM 

ホステル ニニルーム

京都府京都市左京区東丸太町30-3
TEL:075-761-2556
http://niniroom.jp/

 

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