2019.08.28 Wed
#Osaka
【鑑賞券プレゼント】この世のキワにいるかもしれない… 特別展「驚異と怪異──想像界の生きものたち」
特別展「驚異と怪異──想像界の生きものたち」
- 日程
- 2019.08.29 THU 〜 2019.11.26 TUE
- 時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 場所
- 国立民族学博物館 特別展示館
2019年8月29日(木)から、国立民族学博物館にて特別展『驚異と怪異──想像界の生きものたち』が開催されます。見どころは、世界各国から集められた奇妙で怪しい、不気味だけどかわいい想像上の生きものたち。「なぜ人類は、この世のキワにいるかもしれない不思議な生きものを思い描き、形にしてきたのか?」というテーマを軸に、人魚、龍、河童、天狗、狼男…といった驚異や怪異にまつわる絵画、書籍、民族資料など約630点を展示。さらに、現代のアーティスト・漫画家・ゲームデザイナーたちによるクリーチャー制作も紹介し、妖怪やモンスターの源泉にある想像と創造の力を探っていきます。
人は「あり得ない」生物や生理現象、物理現象(異常な音、光、モノの動き)に出会ったとき、驚き・怪み・不思議・不気味を感じます。馬には足が4本ある、投げたボールはいずれ落ちるといったような自然界の規則は、生まれながらに当然の常識として備わっていると言われていますが、この自然理解からズレるものに出会ったときの混乱が「びっくり!」「怪しい…」なのです。
そして人は、その理解できない現象の原因を説明するために、霊、神/カミ、悪魔、妖怪などの、見えない力の存在を想定する精神メカニズムをも備えています。しかし、人間の脳には限界があり、直接感知できない存在の姿は、知っている部品をなんとか駆使してイメージを思い描くしかありません。そこには、文化人類学者レヴィ・ストロースのいう「ブリコラージュ」(寄せ集め)の思考が見てとれます。
ヨーロッパや中東において、犬頭人・一角獣といった不可思議ではあるが実在するかもしれない「驚異」は、自然誌の知識の一部として伝えられてきました。また、東アジアにおいては、奇怪な現象や異様な物体を説明しようとする心の動きが「怪異」を生み出しました。本展示では、常識や慣習から逸脱した「異」なるもの(異境・異人・異類)をめぐる人間の心理と想像力の働き、言説と視覚表象物の関係を解明するとともに、人間の想像力と環境の相関関係を究明します。
また、期間中には国立民族学博物館や、グランフロントのナレッジキャピタルにてワークショップや、能の公演、講演会などたくさんのイベントも行われる予定。展示と合わせて、想像の世界をどっぷり体験してみましょう。
※イベント詳細はこちら
応募概要
今回、特別展「驚異と怪異──想像界の生きものたちの入場チケットを5組10名様にプレゼントいたします。ご希望の方は下記の『応募する』をクリックし、必要事項を記入の上、メールにてご応募下さい。
※件名や本文中のどこかに「驚異と怪異」とお書き下さい。
必要事項
・氏名
・年齢
・郵便番号 / 住所
・連絡先電話番号
お手持ちのメーラーが起動します
締め切り
9月1日(日)
※当選の発表は試写状の発送をもって代えさせて頂きます。
※ご応募の個人情報は本企画以外での目的には使用しません。
特別展「驚異と怪異──想像界の生きものたち」
2019年8月29日(木)~ 11月26日(火)
@国立民族学博物館 | 大阪府吹田市千里万博公園10-1
開館時間 / 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館 / 毎週水曜日
観覧料 / 一般880円(600円)|大学生450円(250円)|高校生以下無料
※本館展示もご覧になれます。
※期間中一部展示替えを行います。
※( )内金額は、20名以上の団体料金、大学等の授業でご利用の方、3ヶ月以内のリピーター、満65歳以上の方の割引料金(要証明書等)。
www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/20190829kyoui/index
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