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2016.05.11 Wed

#Kansai

フォトグラファー木村華子の今だからこそ遊び尽くしたい「写ルンです」の世界

フォトグラファー木村華子の
今だからこそ遊び尽くしたい「写ルンです」の世界

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はじめまして。フォトグラファーの木村華子と申します。

 

只今大阪在住、20代を謳歌しながら普段は雑誌やWeb媒体などの撮影に日々たのしく勤しんでおります。

 

さて突然ですが…みなさん「レンズ付きフィルム」のことをご存知ですか?

 

シャッターを押しても画像は確認できず、現像するまでその仕上がりは分からないバリバリのフィルムカメラで、フジフィルムの「写ルンです」がその代表格と聞けば誰でもピンと来るのではないでしょうか?

 

 

今、この「写ルンです」の人気がじわじわ再燃中。。

 

何が撮れてるか分からないドキドキ感とチープだけど味のある写りが逆に新鮮で、若い世代の間でひそかなブームになっています。しかも昔と違うのは、撮った写真をカメラ屋さんで現像するとデータにして渡してくれるというところ!

 

 

写る1-1

左上は実家に眠っていた10年前の15枚撮りの写ルンです。残念ながらあと9枚の時点で巻き上げができなくなりました。その他の3台は現行品

 

 

ちなみに私もうっかりハマってしまい、昨年から自分の周囲の街や人を写ルンですで撮りまくって後から見返し「グフフ…こりゃおもしれぇ」とひとりニヤニヤする遊びをしております。

 

そして最近ひとりニヤニヤするのに飽き足らず、その写真たちを軽い気持ちでSNSに上げたらば、このコラムの連載が決まってしまったわけで。

 

いや、びっくり。人生なにが起こるか分からないということを久しぶりに実感した次第なのでした。

 

 

1_014

 使い捨てカメラの写りもほぼ予測不能 like a 人生。

 

 

というわけで、ここではそんなふうにして私が撮りまくった写真をご紹介しつつ、「みなさんも使い捨てカメラ遊びどうでしょう?楽しいよん」と広大なネットの片隅からゆる~く発信する場所にしていきたいと思っております。

 

では早速ここから、いくつか写ルンですで撮った町のあれやこれやを。

 

 

 

 

 

今まで出会った中で一番ヨーダに近いチワワ。一眼レフでは撮ろうと思わない場面でも、使い捨てカメラでは何故かシャッターを押してしまう不思議

今まで出会った中で一番ヨーダに近いチワワ。一眼レフでは撮ろうと思わない場面でも、使い捨てカメラでは何故かシャッターを押してしまう不思議

 

 

仲間をパチリ。みんなお揃いのTシャツなので誰が見切れたのか思い出せない!笑

仲間をパチリ。みんなお揃いのTシャツなので誰が見切れたのか思い出せない!笑

 

 

 

 

「写ルンです」写真、いかがだったでしょうか?

 

私は普段はゴツい一眼レフで主に写真を撮っているので、サっと出してパッと撮れる軽さも嬉しいところ。また一眼レフでは撮ろうと思わない場面でも、使い捨てカメラでは何故かシャッターを押してしまう面白さも感じています。そして時々ある失敗写真を笑えるのもいいところ。

 

そんなこんなで気まぐれに更新していきますが、これからどうぞよろしくお付き合いくださいまし!

 

 

 

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フォトグラファー

木村華子

京都生まれ、大阪在住。仕事も趣味も写真。好きなものは昼から飲むビールとシメ鯖。

5/10~5/15 <写真庭園プロジェクトVol.1 発光幻肢>と題した初個展を開催します。

場所は京都gallery Mainにて。

 


 

【過去記事】

▶︎ 木村華子と旅する『写ルンです』一覧を見る

 

 

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