【連載 2回目】
WHOLE9 SUMMER CARAVAN
-GO TO US アメリカ行こう- act.2

Hello!

WHOLE9 SUMMER CARAVAN 始まりました！　

今週はSan Franciscoからお届けです！

（前回記事はコチラから）

では、まずは街の紹介を。

サンフランシスコ、最高ですね。

緑が多くて風が気持ちよくって。

人も優しいし穏やか。

昼間には公園でchilling。だれかが音楽をかけてたり、犬の散歩したり、寝ちゃってたり。 ▶︎map B

あと僕ら3人とも温かい土地だと思ってたんだけど、かなり涼しいです。もっと言えば寒い！　みんな半袖半パンで来たもんだからソッコーで古着屋（ぜんぜんオシャレじゃなくって、アメリカでよく見るガランとしたスーパーみたいなとこ）でくたくたのアウターをゲトりました。

サンフランシスコの夏って、『トム・ソーヤーの冒険』を書いたマーク・トウェインが「人生の中で過ごした一番寒い冬は夏のサンフランシスコだった（The coldest winter I ever spent was a summerin San Francisco）」と言い残しているくらい寒いみたいです。

マフラーやセーター着てる人を横目に僕らは半パン、って事を除けば、初めてのアメリカでうまくやってると思います。とっても急な坂道も、ザックリしたメキシカンも、楽しんでいます。そう、フードに関してだけど。僕ら毎日メキシカンしか食ってないから全然サンフランシスコの観光的な食事事情がわかってないです…。いわずとしれたカリフォルニアロールやクラムチャウダー、にはまだお目にかかってなくて、スパイシーなケバブ、ナチョス、ブリトーの繰り返し。すっごい美味いですよ！ ▶︎map C

ここで、街のアートの話題をひとつ。

ここに来て最初に知った壁画のプロジェクトはクラリオン アレイ ミュラル プロジェクト、通称CAMP（http://clarionalleymuralproject.org/）というものでした。 ▶︎map D

僕も聞いただけだから詳しくないけど、アーティスト運営のプロジェクトで街の一角にこれまで200人を超えるアーティストが壁画を描いてきました。さらに日夜描きたされているそう。

このほかにも壁画は街のいたるところに描かれています。コーヒーショップのサインから看板まで、 日本だとカッティングシートで済ませてしまうものが手描きに変わると、そのひとつひとつに愛着をおぼえます。 僕らがいままで描いてきた壁画というものが、こうもすんなりと街に受け入れられている様を見て、感動したし、次に進む勇気がもらえました。

さて。

最後に僕らの予定だけど、ここサンフランシスコには17日までステイすることにしました。けっこう長居になるけど、やることたくさんです。まずはこの動画を！

これ、何してるか分かりますか？

VRって技術のひとつで、ゴーグルをかけた人にだけ仮装の現実空間が見ることができて、その世界に絵を描いていってる…って事なんです。そうそう、ポケモンGOみたいな感じです。

初めてやってみたけど、すごい面白いです。

感覚的に操作できて、相方も言ってたけど、ほんと”だれでもアーティスト”って感じ。僕らはこの技術を使ってVR-Mural（デジタル壁画）を描こうとしてます。今回の映像はその練習って事で、来週には実際に本番として壁画を描き込んでみます。

これが1つ目！ あと2つあって。2. 展覧会と、3. 壁画を描きます！

こちら、詳細は次回！

長くなっちゃうので、どちらも次回の投稿用にとっておきますね。どちらも来週には始まってたり、完成してたりします。

なので、日々の投稿はWHOLE9のFacebookにてスケジュールや進捗を、twitterではとにかく写真をたくさん、instagramでは作品に関する写真を、ってやってるので、チェックおねがいします！

ではでは、次回は「展覧会」と「壁画」を！　

おたのしみに！

最後になりますが、記事に使ってる写真は全て、同行してくれてるカメラマンYujiYamazaki［http://yuji66.tumblr.com/］によるものです。彼は学生時代からの僕らの友人で、これまでにも一緒に作品をつくってきた友人です。素敵な写真ばかりなので、第三の男、ぜひチェックしてください！

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 ペインター hitch

1988年京都府生まれ加古川育ち。ライブペイントと壁画を中心にしたグループWHOLE9を結成。以来、具象的なモチーフを担当し、amazon,adidas,Redbull,MINIといった企業とのコミッションワークを果たす。個人では人物画、特にブラックカルチャーを通したモチーフにしぼり、制作をつづける。最近は文章を書いたり人前で話す機会が増えてきました。

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