2016.07.20 Wed
#Osaka

【工場見学】
大阪箕面で生まれた世界一のビール
箕面ビール工場に潜入!
大阪は箕面で生まれたクラフトビールがある。それも、過去7回も世界のビールコンクールで金賞を獲得しているほど美味しい地ビールだから驚きだ。
宝塚線を石橋で箕面線に乗り換えた牧落駅から徒歩11分、閑静な住宅街にこつ然と現れるのが箕面ビール工場だ。ふんわりと優しい麦の香りが立ち込め、熱気がある。
タンク2つを1日一回稼働させて7種類のビールが作られる
このタンクから世界一のビールが次々と生まれているのだから不思議なもの。ビールタンクは1日1回しか稼働しない。瓶ビール換算で約4000本、週4~5回稼働させて作っているたえ、大量生産はできない。しかし、その分品質管理を徹底できるから味のクオリティを落とさず、納得できるビールが作られる。
ビールの作り方は、まずタンクの中にブレンドした麦芽を粉砕して入れお湯を注ぎ麦のお粥状にする。
約100度のお湯で麦芽をぐるぐると混ぜ粥状にする
そこから隣のタンクに移し、遠心分離で不要な麦芽を取り出し、酵母を加えて1週間から10日発酵。そこから0度の低温で数週間醸造していく。
酵母を加えてゆっくりと発酵
さらに0度の低温で醸造。どのビールも完成に約1か月の手間暇がかけられている
通常はここで濾過するのだが、箕面ビールは濾過せず生きた酵母をそのまま瓶詰に。ビン詰めもラベル張りもすべて手作業で丁寧に行われるから脱帽する。
濾過せず生きたビールをそのまま瓶詰
1本1本丁寧に箱詰めされていく
工場から歩いてすぐのところ直売所のWARE HOUSE(ウェアハウス)がある。瓶ビールと生ビールが用意されビールに合うフードも充実。
生ビールはもちろんお土産用に瓶ビールも購入できる
大阪のTシャツデザイン集団Laugh & be Fatが手掛けたTシャツ「スタウト」3600円(右)、GlothesTシャツ3000円(中央)、19周年記念Tシャツ3500円
箕面ビールのキャラクターおさるをあしらった大人気の「おさるグラス」ハーフパイント600円、パイント650円
箕面名産ゆずソーセージ550円、ヴァイツウェンの生ビールハーフパイント520円、パイント830円
今回は箕面の名産品である柚子を使ったウィンナーをヴァイツェンとともにいただいた。ソーセージはほんのりと柚子の香りがさわやか。ビールを口に含めば優しい酵母の味と不思議と悪酔いしなさそうなアルコールが体に回り気分もアップ。大阪の箕面で生まれた世界一の箕面ビール、全国に取扱店があるのでぜひお試しあれ。
箕面ビール初代社長の大下正司さんの写真や雑誌などが展示
2代目箕面ビール社長の香緒里さんも生ビールを接ぐベテラン
2階はゆったりとした空間、打ち上げやパーティーでも使用できる広さ
ウェアハウスには雑貨なども販売されている
MINOH BEER WAREHOUSE
箕面ビール ウェアハウス
平日11時~21時 木曜日定休
箕面市牧落3-14-18
Tel:072-725-7234
Repot / Yukako Okada
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