2018.01.06 Sat
#Osaka
古き良さと新しさが融合する谷町六丁目
その街のことをもっと深く知りたければ、そこで暮らす人に聞くのが一番手っ取り早い。ということで、各エリアを代表するお店のスタッフさん7名に改めて、”我が街”を案内してもらいました。
大阪をもっと楽しくする7人のショップリスト。第5回目は、コヤプラスリムのオーナー兼トップスタイリストの堀内英介さんがホームタウンの谷町六丁目をナビゲートしてくれました。
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NAVIGATOR:堀内英介さん(coya+LIM/オーナー兼トップスタイリスト)
25歳のときに自動車整備士から美容師に転職した異色の肩書き。プレスなどを経て2017年1月にこの谷町六丁目にcoya+LIMをオープンさせた。「自然との遊びは最高です」と、休日は琵琶湖に繰り出してバス釣りに。
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都会でありながら
静かな時間が流れるエリア。
心斎橋からすぐの場所に位置しながら、住宅地が広がって住みやすい街として人気を集める谷町六丁目。古い建物が立ち並んだほか、ここ最近では高層マンションも増えるなど、「古い部分と新しい部分が融合された街ですね」と語ってくれたコヤプラスリムの堀内さんがナビゲーター。同店をオープンして1年足らずながら、「谷六は横の繋がりが強いんですよね。業種が違うのに飲み会が頻繁に開かれていて、そこで仲良くなった方も多いんですよ」と、堀内さん自身が実際に足を運ぶお店を紹介してくれた。
サロンに置く植物を購入するボタニカルショップ、1日のパワーをチャージしに行く定食屋、自宅で使うための器を見に行くショップなど、谷町六丁目にはあらゆるお店が点在している。途中に古い長屋を眺めたり、迷路にように入り組んだ裏路地にあえて入ってみたりと、ここならではのロケーションを楽しむのも一興。1日たっぷり使って谷町六丁目を散策してみよう。
“絵になる”珍しい植物が
店内にいっぱい。
「お店に欠かせないオシャレな植物がいっぱい」と、堀内さんがcoya+LIMにあるトラデスカンチアなどを購入したボタニカルショップ。樹形が珍しい1点モノの観葉植物だけでなく、多彩なドライフラワーなども混在。また、映画監督の大力拓哉氏が手がけるTシャツ専門レーベル「Tシャツレコーズ」のアイテムも要チェック。
abcde
エービーシーディーイー
大阪市中央区上町1-25-20
Tel: 06-6777-5156
11:00~19:00 火・水曜休
普段使いできる
気取らない器をピック。
「洋服や雑貨も逸品ばかりですが、特に食器の品揃えが好きなんですよ」と、料理を盛る器を買いによく訪れるショップ。約20名ほどの作家による器を取り扱っており、有名無名にこだわらず普段使いできるアイテムをセレクト。中でも、香川県に窯を構える上野剛児氏の作品は、焼締めによって男心くすぐる力強い器を作陶する。
w22 warble/ nikoniko-ya
ダブルニーニー ウォーブル/ニコニコヤ
大阪市中央区谷町6-2-17
Tel :06-6762-2224
11:00~20:00(日祝~19:00)
火曜休(祝日の場合は翌日)
食べ応えたっぷりの
ホットドッグが人気。
空堀商店街の横にあるスタンドスタイルのホットドッグ専門店。10種類以上のハーブを配合したジューシーな自家製ソーセージと、老舗ベーカリーの『グリーン』に特注したバンズをサンドしたホットドッグは絶品。バリスタの資格を持つ店主の奥様が淹れてくれる、スッキリとした味わいのブレンドコーヒーと一緒にオーダーを。
FAT DOG STAND
ファットドッグスタンド
大阪市中央区谷町7-6-1
Tel: 06-6776-2236
7:30~17:00(日祝10:30~)火曜休
女性店主2人が
栄養豊富な定食をサーブ。
「ミーティングがてらスタッフと朝食を食べに行きますね」と堀内さん。山田直子さんと竹林はるかさんの2人のオーナーが、市場から直送された新鮮な食材を使った栄養バランスを考えた定食を提供する。朝定食は日替わりの魚(この日は愛媛県産の天然メジロ)をメインに、味噌汁がゴハンがセットになったボリューミーな一品。
現在進行形の
西海岸スタイルを発信。
シアトルからカリフォルニアにかけての西海岸に点在するブランドを扱うショップ。<ポーラー>ならアウトドア、<ブリクストン>ならストリートとテイストは異なるものの、「横の繋がりが密接にあるレーベルばかりです」とバイヤーでもある店長の山崎康平さん。その多彩なジャンルを揃え、現地のリアルなスタイルを提案する。
Turtoise Store Osaka
タータスストア大阪
大阪市中央区谷町6-18-30
Tel: 06-4392-7112
11:00~20:00 水曜休
nnookk.jpturtoisestore-osaka.com
小屋もある自然を感じる
ヘアサロン。
銅座公園の目の前にある築100年以上の長屋をリノベーション。廃材を壁に敷き詰めたほか、奥には木を組んで小屋を作るなど、都会にいながら自然が感じられるように。「数年の構想があったんですけど、自分の理想通りのサロンが完成しましたね」と堀内さん。慌ただしい毎日の疲れを忘れさせてくれて髪と心がリセットできる。
coya+LIM
コヤプラスリム
大阪市中央区内久宝寺町2-7-13
Tel : 06-6777-7641
10:00~21:00(木曜〜18:00)月曜、第三木曜休
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