2017.10.10 Tue

#Osaka

｢グラフィックデザイナーの彼女。一途さ透けるその横顔にときめいた」
北川実理奈 Monday Morning Girl #23

月曜、朝の女の子 23人目

北川実理奈 Marina Kitagawa

22歳　グラフィックデザイナー

おはようございます。

日曜日の昼下がり、彼女と待ち合わせしたのは靱公園。蝉の大合唱（取材時は7月も末の真夏）に会話を遮られて苦笑いしてたら「蝉は大丈夫ですよ。苦手なのはゴ○ブリとか、ムカデとかですね」と涼しげに笑ってくれる今日の女の子は、グラフィックデザイナーの実理奈ちゃん。

「高校生のときに、YUKIちゃんのような素敵な人になりたいと思っていろいろ調べてたんです。そうしたらYUKIちゃんの世界観を形にしているのは、アートディレクターやデザイナーという職業の人たちだということを知って、その時からデザイナーになろうと」

自分がデザイナーとして携わった商品が、世に出るということが嬉しいと言う実理奈ちゃん。「クライアントさんからお礼を言われたり、必要とされているのがわかるのもやりがいですね」

「制作をするのが楽しくて仕方なかった」という学生時代から、様々な作品を作ってきたのだそう。（詳しくは、実理奈ちゃんの作品サイト『MARINA KITAGAWA portfolio』をご覧ください）

中でも思い入れのあると言うのは、バンド『バレーボウイズ』のCDジャケットのデザイン。「なんでこんな素敵なバンドなのに、売れないんだろうと思って作りました」と笑っているけど。いやいや、そのモチベーションはすごい。自分はそんな熱い想いを持ったものはあるだろうか? と、ちょっと動揺した。

平日は、朝から結構遅くまで働いているそう。「休みの日は、好きな人たちと会うことが多いです。ごはん行ったり。残りの1日は家のことをしますね。1週間分のお弁当を作るとか」ごめんね、貴重な時間を…と言うと、「全然、楽しいですよ〜」とまた透明な笑顔で応えてくれる。

話を聞いていると、何かとおもしそろうなところを知ってそう。じゃあ、とおすすめを教えてもらった。

谷町六丁目のカレー屋さん伽奈泥庵
「ここはカレーも美味しかったけど、不思議な雰囲気の内装も良かったです」

ギャラリー SAA

「グアテマラの刺繍展とか、イギリスの靴下展とか世界にまつわるユニークな展示をしていて面白いですよ」

デザイナーとして働きはじめて半年。「目標なんてまだ言えないです。デザイナーは手を動かすことでしか成長できない仕事。とりあえず今はいろんなことを修行中です。と、とっても謙虚。でも、その涼やかな横顔に、芯の強さを感じました。

では、今週もがんばっていきましょう。

Monday Morning Girl #23
Marina Kitagawa

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実は実理奈ちゃんに会うのは2回目。KITAKAGAYA FLEAでスナップさせてもらいました。

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