音楽とアート、そしてモヒート。
夏気分を満喫した絶好のパーティー！
BACARDÍ “Over The Border”

青空の色や日差しが一気に夏めいてきて、ジメジメ蒸し暑くて、でも気分は昂揚している。バカルディ主催の完全招待制フリーパーティー「BACARDÍ “Over The Border” Launch Party Osaka」は、そんな7月に入ってすぐの土曜に行われた。 

大阪湾に面した造船所跡地を利用した広大なスペース、クリエイティブセンター大阪を舞台に、世界標準の音楽×アートが体感できるというなんともスペシャルな一日。フリーパーティーとは思えないほどの豪華なラインナップで、詰めかける人々をドキドキさせる。

入り口を抜けてすぐ、ベルリンを拠点に活躍するグラフィティアーティストのHiroyasu Tsuriが手掛けたメインヴィジュアルと、R領域による巨大オブジェが出迎える。のっけから圧倒されつつも進んでいくと、屋外スペースではフードトラックや、モヒートのワークショップなども開催されている。五感すべてで楽しめる雰囲気・内容だ。

インフロアで展開された、“アートミュージアム”サイド。気鋭アーティスト達の才気あふれた作品が並んだ

REN（25）DJ

「Over The Border東京・大阪ともサイコーです！」

コウジ（27）ミュージシャン

「メキシカン料理大好き」

▶なお、先行して行われていた東京での同パーティーのダイジェストは、こちらのムービーから！

オープンフロアではBACARDÍを使ってのカクテル･ワークショップも開催。終始ピースフルな雰囲気

ダンスフロアとなったスタジオパルティッタでは、澁谷忠臣やARISAKのアートピースが展示されるなか、 UKの若きシンガーソングライター、アンナ・ストレイカーやWONK、DJ Sarasaなど国内外のフレッシュなメンツが続々と登場。

ビートミュージック・シーンを牽引する女流ビートメイカー、トキモンスタはライブとDJをミックスしたセットで。ヒップホップ・クラシックスから最新のトラップ〜ベース・ミュージック、さらにはキース・エイプの「잊지마 (It G Ma) (feat. JayAllDay, Loota, Okasian & Kohh)」まで！　縦横無尽に行き来しながらフロアをロックする。

会場をひと際沸かせたのは、NYから登場のソフィ・タッカーのライブだ。デビュー曲「Drinkee」が第59回グラミー賞の最優秀ダンス・レコーディング賞にノミネートされるなど、俄然注目を集めるディオ。ステージ中央には動物の絵が書かれたエレドラ（？）のようなものが配置され、それを叩いて奏でたり、ギターを弾きつつ歌ったり、ハッピーに踊ったり。ハウスミュージックの多幸感とインディロックの浮遊感・雑多感がハイブリッドされたサウンドが充満すれば、フロアには歓喜の渦が広がっていく。

末吉康一（33）会社員　

「City Boy Loungeよろしくお願いします」
末吉歩美（32）会社員　

「楽しいです」

ARISAK（？）フォトパフォーマー

「アートやお酒がOver The Borderしていて最高です」

最新鋭の音楽とアート、そしておいしく酔えるモヒート。それぞれが掛け合わされることで輝きも楽しみも増していく、そんな絶好のパーティーとなった。

Photo / Kazuki Watanabe

Text / Takuya Nakatani

BACARDÍ “Over The Border” Launch Party Osaka

7/1（土） at クリエイティブセンター大阪

出演：TOKiMONSTA [Live] / Sofi Tukker [Live] / Anna Straker [Live] / WONK [Live] / DJ Sarasa [DJ] / NAOKI SERIZAWA [DJ]  / Hiroyasu Tsuri [Gallery] / 澁谷忠臣 [Gallery] / ARISAK [Photo Performer / Gallery] / R領域 [Installation Art]