2017.07.28 Fri

#Kobe

神戸の中心は実は… ココ !!??
ディープな街「新開地｣を巡る《前編》

#新開地 #街歩き

神戸・新開地はかつて東の浅草、西の新開地と言われていたほど栄えた町だ。今もなお、昭和の雰囲気が残る神戸の下町はちょっとあやしげな雰囲気があり、そこがまた魅力的に思える。

カラーリングも絶妙な新開地商店街。

新開地商店街を抜けると、湊川公園がどーんと広がる。

食べ歩きしたいグルメもいっぱい！

地下街にあるスーパーカーが描かれた壁画も見所。

その歴史を感じながら、ぶらぶら歩くだけでも刺激的なのだが、昔ながらの隠れた名店を巡る「新開地クルーズ」もおすすめ。ここからは新開地に来たなら行くべきお店をご紹介。まずは前半の５店舗をどうぞ。

赤ひげ

THE新開地。地元民で賑わう酒場

昼から地元のおっちゃんたちで店内が埋め尽くされる新開地の名物店。メニューは素材にこだわりながらも激安で2000円あれば、お酒も飲んで料理も食べれる、まさにこの街を象徴するお店だ。いつ来ても同じ人がいる、そんな下町らしい雰囲気が良い。おすすめのメニューは湯豆腐（¥150）とネギマ（1本¥150）

おでんのネギマは鳥じゃなくてマグロ。1本￥150

赤ひげ　▶︎map A
神戸市兵庫区新開地2-7-17　

Tel：078-575-3990

11:00〜23:00　水曜休

スタンドねこしゃん

うっとり酔わされる豊富なボトルとトーク力

地元醸造の＜神戸湊ビール＞を飲むなら、新開地本通りの西側、水木しげるのゆかりの地にあるスタンド酒場。ビビッドピンクのファンシーな店内には、レア銘柄の日本酒や自然派ワインもストック。音楽好きの店主、ねこしゃんさんのハンパないトーク力とすっきりフルーティーな一杯に酔い痴れよう。

新開地のクラフトビール！

スタンドねこしゃん　▶︎map B
神戸市兵庫区水木通1-4-5　

Tel：080-3038-2434　

19:00～翌1:00　不定休　

Twitter : @standnekobe2016

大和屋ベーカリー

味もパッケージも雰囲気も全部が懐かしい

夜遅くまでやってる、新開地ならではのパン屋さん。飲んだ帰りにふらっと立ち寄れるこの店は、新開地のド真ん中にお店を構える創業70年の老舗ベーカリー『大和屋』。店内に入ると、ショーケースの中に、懐かしさを感じるほっこり系のパンがズラリと並ぶ、地元民から愛され続けている名店だ。

パッケージも秀逸！クリームパン¥130、サンライズ¥130、あんぱん¥150

大和屋ベーカリー　▶︎map C
神戸市兵庫区新開地5-2-13　

Tel : 078-575-4106

7:00〜23:00　不定休

中畑商店

朝からホルモン串が新開地流

お父さんお母さんも素敵で、下町ならではの雰囲気を味わえる「中畑商店」は昭和28年創業のホルモン串屋。朝9時から営業し、牛の肺を使ったホルモン串は値段¥50と激安で、お父さんが焼いたそれを勝手に取って、タレにつけて食べるスタイル（お会計は串の数で計算）。また、ふらっと地元の中学生や小学生の女の子がやってきて、おやつ感覚で一本買っていく、なんていう絶滅危惧種的風景も日常的に見ることができる。

ホルモン1本50円は激安！！

中畑商店　▶︎map D
神戸市兵庫区東出町3-21-2

Tel : 078-681-9598　

9:30〜19:00　木曜休

山田製玉部

職人の思いがこもった手作りの玉子焼き専門店

厚焼きやだし巻きをはじめ、様々な種類の玉子焼きを一流のお寿司屋さんやホテルなどに卸している『山田製玉部』。今もなお昔ながらのスタイルで作業している『山田製玉部』はもはや職人集団。機械を使いながらも、重要なポイントでは厚焼職人による手仕事が光る。工場は直売所が併設されていて、一般の人でも購入できるので、新開地クルーズの際には、その歴史と職人の味をぜひご賞味あれ。