2016.11.22 Tue
#Osaka
欲しいものは何でも揃う! すべては己の目利き次第
毎月開催される四天王寺骨董市レポート
四天王寺で毎月21、22日に開催される四天王寺骨董市。食器、雑貨、服、靴からカバン、棚など、とにかくいろいろなものが並び、「四天王寺なら何でも揃う」という声も多い。
出店している店舗数も数百店、お好み焼き屋やタイ焼き屋など露店も多く、ちょっとした縁日のような雰囲気だ。古着好き、アンティーク、昭和レトロのアイテムを求めて多くの若者たちも訪れる。いったいどんなものが売られているのか、潜入レポートをお届けしよう。
店舗数は約300店と関西では京都の東寺蚤の市とともに最大規模を誇っている
四天王寺骨董市は弘法大師の月命日を太子会、俗に「お大師さん」と呼び、境内に露店が並ぶ。 何十年も前から開催されているようで昭和な雰囲気。いくら時が過ぎても四天王寺同様に変わらない姿で開催されているため、リアルにタイムスリップしたような気分になれるのも魅力だ。
雑貨、家具、骨董と何でも販売されている
骨董市というと、骨とう品や掛け軸、着物などを売っているイメージの人も多いだろう。確かにそれらも販売されているが最近では若者向けのアンティークショップの出店もありアメリカンのヴィンテージ雑貨やヨーロッパのアンティークアクセサリーなどを扱うお店も多い。人気のあるファイアーキングの食器などもちょっと見かけないデザインのものもあるのだ。
服好きの人にお勧めなのは、やはり古着。訪れる若者たちの中には血眼になって自分好みの古着を探す姿も見られる。古着だけを置いている店舗もあれば、雑貨やカバンなどを置いている店もある。見やすいように一つ一つハンガーにかける店舗もあれば、ドドーンと山積みにして自由に探せる店も。
ちょっとした宝探し感覚で楽しめるのがミソだ。自分自身が目利きになれば、肌触りやちょっとした見た目で品質の良さがわかる。
ご婦人も多いけれど山積みになっている服の中で懸命に自分好みの古着を探す若者の姿も
昭和レトロのワンピースに鮮やかな色の柄シャツ。このお店はワンピース1000円、シャツや上着など基本的に500円のお店。ラルフローレン、バーバリー、ビームスといったブランド物もたくさん扱ってる
骨董市では、全ては自分自身のセンスと目利きにかかっているから面白い。手に入れた品が後々調べると超高級品のお宝アイテムだった時にはその差額に喜びを覚えてしまうのだ。
ちなみに数百店舗あるお店は毎回ほとんどが同じ位置にある。お目当ての店舗が見つかれば毎月同じ場所に店を構えているので店の人に顔を覚えてもらえれば前回も買ってくれてるからと安値からさらに値引きしてくれたり、おまけをつけてくれたりもする。
とにかく、リーズナブルにそして探せば探すほど「自分の好きなもの」が何なのかも定まってくる。今日ないにはトイレも休憩所も何か所にも用意され、露店で買った食事を食べることもできるのでとっても快適だ。一日中楽しめる骨董市、お目当てのものを探しにぜひ一度、訪れてみてはいかがだろう。
四天王寺骨董市
毎月21、22日、9月と3月は彼岸会で1週間開催
午前8時30分頃~16時頃
大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
TEL:06-6771-0066
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