｢キラキラの笑顔と、得意の英語で活躍するホテリエール」
田辺清美 Monday Morning Girl #38

#月曜女子

月曜、朝の女の子 38人目

田辺清美 Kiyomi Tanabe

セントレジスホテル大阪フレンチビストロ「ルドール」サービススタッフ

おはようございます。

セントレジスホテル大阪で大人気のデザートビュッフェにお邪魔したとき、輝く笑顔の彼女に目を奪われた。今日の女の子はこちらのホテルで働く清美ちゃん。

12年間英語教室に通っていたと言う彼女。その英語力を活かせる仕事として、ホテルスタッフの道を選んだ。英語教室に通いはじめたきっかけは、「わたしが看板を指差して『行きたい』って言ったから、とお母さんは言うんですけど、まだ小学１年生だったので正直覚えてないんです（笑）」。

専門学生のときに研修でマレーシアのホテルへ。「これまで机の上でしか英語を勉強してなかったので、苦手意識を感じることもあったのですが、実際に喋ってみないとわからないこともあったし自信にも繋がりました。外国の方とコミュニケーションを取ると全然違うんですよ」。

デザートブッフェではドリンクをメインで担当。未経験だったが練習を重ねラテアートもできるようになった

実は、清美ちゃんは生まれも育ちも福岡。どうしてここ大阪で働くことを決意したのだろうか？　「マレーシアの前に、大阪のホテルでも研修をしたのですが、この街が楽しくて自分に合っていると思いました」。そして、“ゲスト、一人ひとりに合わせたサービスを提供する”というビジョンに惹かれ、セントレジスホテル大阪を志望した。なんと採用試験を受けたのはここだけの本命一本釣り。学校の先生と一緒にものすごく対策をしたのだそうだ。

この春からは、朝食のレセプション業務に抜擢された清美ちゃん。こちらではゲストの顔と名前を覚えた上で、案内などの様々な対応をしている。また、「お年寄りがいらっしゃるから、ブッフェ台にに近い席に案内しよう」とか「日本人のゲストは、静かに食べることを好むからグループから離れたテーブルにしよう」など、ゲストに合わせたきめ細かい気づかいも必要となる。思わず大変そうだという感想を抱いてしまったが、「どんな要望もできるだけ叶えられるように努めます。お客様の喜ぶ顔を見ることがなにより嬉しいんです」となんとも頼もしい返事。

他スタッフがゲストの名前を覚えやすくなるようにとフォーマットをつくったり、自ら考えて行動する姿はまだ2年目とは思えない。このしっかりさ、見習いたい…。

メイクは高校生のときから好きで、お休みの日は、仕事のときと雰囲気をガラッと変えて楽しんでいる。ここだけの話、ホテルは照明が暗いのでスタッフさんはみんなちょっと濃い目にしているそうだ

そんなキラキラと無敵な清美ちゃんだけど、一つだけ懸念点が。実は朝が苦手…。朝食業務を担当しはじめた頃は起きられるか心配で逆に寝れられなくなった日もあったそう。だけど、これまで遅刻はしたことはない。しかも、今では休みの日でも身体が勝手に4時半に起きちゃうそうだ。やっぱり無敵じゃないかな〜

もう退社時間とのことで帰り際の私服姿も。カッチリとした制服とは違うラフなギャップも◎

毎日忙しく過ごす彼女のリフレッシュ方法は、料理。電話でお母さんにレシピを聞きながら、思い出の味をつくるのだそう。「この前は出汁からモツ鍋をつくりました!」。また朝が早い分、退社時間は15-16時。仕事のあとに一人で居酒屋やレストランに晩ごはんを食べに行くことも楽しみだという。休みの日は、専門学校時代の友達と話題のカフェ巡りも。「最近はW/O STANDに行きました。ラテを作るときの手の動かし方とかめっちゃ見ちゃいます」。

あれ、それって結局お仕事なんじゃ? と言ってみたら、「あっ…!!! でも、好きなことを仕事にしているから、楽しいです」と、また眩しい笑顔。直向きに頑張る清美ちゃんの姿に胸を打たれた。

それでは、今日もがんばっていきましょう。

セントレジスホテル大阪では

5/14から新たなデザートブッフェがスタート!!

映画「ピーターラビット」とコラボし、物語や舞台であるイギリスにちなんだ可愛いメニューが登場するそう。詳細やご予約はこちらから