｢好奇心は推進力。一歩一歩、やりたいを叶える女の子」
小山めぐみ Monday Morning Girl #32

#月曜女子

月曜、朝の女の子 32人目

小山めぐみ Megumi Koyama

19歳　学生

おはようございます。

市街地から離れた閑静な山の中、数歩ごとに「寒い」という言葉が口を衝いて出る。その様子を笑いながら「ここの標高が京都タワーと同じみたいですよ〜」とこの極寒を物ともしないめぐみちゃん。今日紹介するのは、京都精華大学でファッションの勉強をしている女の子。

アトリエの先生に憧れて小さい頃から芸術大学を志していた。その先生にこの大学を紹介されたのだそう。「本当は、空間デザインの勉強をしようと思ってオープンキャンパスに来たんですけど、なんか違う〜って（笑）。そのときたまたま参加したファッションコースの体験授業を受けて、こっち! ってなりました」。

驚きの瞬発力で志望を変えためぐみちゃんだけど、もともとお母さんがファッション好き。むしろこの進路変更を喜んでいたのだそう。その血を受け継いでいる彼女も言わずもがな。古着も好きで、このジャケットは西心斎橋の『BASE TEMP』で購入したもの。もちろん、アメ村にもよく行くとのことで、たこ焼きは“甲賀流”派。（※アメ村はたこ焼きの激戦区です）

ふいに作品が出現する。さすが芸術大学。

「髪や見た目が派手な人が多いんですけどそれも個性と受け入れてもらえる。そんな自由な校風が好きです」。ここで彼女はたくさんの新しいことを経験している。もちろんファッションの勉強もそう。この日熱心に取り組んでいたのは、1回生最後の授業で提出する課題。「デザインを考えるのは好きなんですけど、縫うのは苦手なんですよ〜」。この後「いてっ」と針で手の甲を刺しちゃったのを見逃しませんでした（笑）

「ピンとくるものがなかったから」と自分で作ったキルト生地

「そうですね、緑色が好きです…」

そして完成したのがこちらのワンピース。

「脇にファスナーを付け、その日の気分によってシルエットが変わるようにデザインしました。またファスナーを開ければキルト生地の切り替えが見えるようになっています」。高校の体育祭で衣装をつくったりはあったそうだけど、本格的に服をつくるのは入学してから。成長速度がすごい…

フランスに留学してファッションの勉強をするため、入学と同時に外国人と一緒に暮らす国際寮で生活を選んだ。それに近頃はDJをやりはじめたという。友達の影響でDJ&VJ部に入り学祭でデビュー。やりたことへの可能性をどんどん広げているめぐみちゃん。「そのうち外部のイベントにも出れたらいいなぁ〜。今日は先輩が出演するので木屋町の『West Harlem』に遊びに行きます!」。