故デヴィッド・ボウイを顧みる。
親愛なる“友人たち”による展覧会、5月8日まで

今年の1月10日に逝去したロックスター、デヴィッド・ボウイ。

2017年春に開催されると噂の大回顧展『David Bowie is』が待ち遠しい中、

ひと味ちがった展覧会が、京都で開催されている。

作品を提供するのは、77年『ヒーローズ』（英雄夢語り）のジャケットを撮影した写真家・鋤田（すきた）正義氏と、会場になったショップのブランドデザイナーであるポール・スミス氏。ともにデヴィッド・ボウイと生前からの友人だ。

デヴィッド・ボウイを振り返り、そしてたくさんの人々と思いを共有することを目的に、友人である2人がそれぞれ所有するものを展示する。

この展覧会の見どころは、写真家の鋤田氏、ファッションデザイナーのポール・スミス氏、ともに世界的なクリエイターの2人が、いちファンとして、そして友人として敬愛する想いがつまったコレクションであるというところだ。

最後に、ポール・スミス氏の言葉を引用しておこう。

“デヴィッド・ボウイは常に改革者であり、彼のすることには間違いがありませんでした。私は彼が友人であり、顧客でもあったということを、とても光栄に思っています。彼のキャリアの中で何度か共に仕事をする機会にも恵まれ、デヴィッド・ボウイという人物を知り得たことは、本当に幸運だったと思います。彼は本当に特別なアーティストであり、素晴らしい人物でした。そしてこの先もずっと、私たちの心の中に存在し続けることでしょう。”　―ポール・スミス

Paul Smith + Masayoshi Sukita for David Bowie 2016 

［会期］4月23日（土）～5月8日（日）

［時間］11:00～20:00  ※店鋪オープン時間

［場所］ポールスミス三条店

 京都市中京区三条通富小路東入中之町28

 tel : 075-212-2313

 Text / wj