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2017.01.08 Sun

#Osaka

老舗和菓子LOVE!大阪クラシックなお土産#5 創業1933年『はやし製菓本舗』の浪花ことばせんべい

老舗和菓子LOVE!
大阪クラシックなお土産#5 創業1933年
『はやし製菓本舗』の浪花ことばせんべい

#お土産#グルメ#伝統#和菓子#甘味#阿倍野

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丁寧な手焼きで

味にも感動できる大阪土産を

 

チンチン電車が走る道から奥まった筋の商店街にある、昭和感たっぷりの懐かしい店構え。毎朝、1枚ずつ手焼きするせんべいが愛され続けている、昭和8(1933)年創業の名物店だ。午前中いっぱい、1日に1000枚焼くこともある。

 

大阪土産としても人気の「浪花ことばせんべい」は、全部で26種類の大阪弁を一つずつ表面にコテで焼きつけたもの。もともとは昭和38(1963)年、大阪万博に向けて「これぞ大阪という名物を」と、『大阪ことば事典』の編書・牧村史陽さんらと相談して誕生させたという。原材料は、卵、砂糖、小麦粉、蜂蜜のみ。添加物はおろか水すら使っていない。一口食べればサクッとした食感でやさしい甘さが広がり、これが手焼きのおいしさかと感動する。

 

トースターなどで温めると、焼きたてのしっとりとしたやわらかさに。バターをのせれば洋菓子風にもなる。1カ月以上、日持ちもするから遠方へのお土産にも最適。「浪花ことば」が相撲の番付表風に書かれた包装紙も面白い。

 

 

 

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「浪花ことばせんべい」は24 枚入りで¥1080。48枚入りは包装紙が泉州の特産である和泉木綿の手ぬぐいになり¥2322。より喜ばれるお土産に

 

 

 

  

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せんべいを中心とした菓子類が木製のショーケースに並ぶ。隣の作業場に焼き台を置き、二代目の店主・林数行さんが手焼きする姿も街の一風景だ

 

 

 

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はやし製菓本舗

大阪市阿倍野区王子町1-7-11

Tel:06-6622-5372

9:30〜17:00(日祝16:00)

木曜休

 

 

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