2019.03.31 Sun
#Osaka
地下に潜むビール好きのアジトを発見
夜のキタハマ散歩#2「DEPAAS DINER & BREW」
怪し気な雰囲気が気になって階段を下っていくと、そこには自家醸造した出来立てのクラフトビールが味わえるビルワリーが。普通のビールをただ普通に飲めるというでは無く、個性的なクラフトビールの数々がずらっと並んでいるのが面白い。そのネーミングたちには「え?これほんまに全部ビール?」って思わず聞いてしまうほど。
専門知識が無くてもビジュアルとネーミングだけでビールを選べるのは新しい。(中には見たこともあるようなものも並んでるような気も…。)と細かいところは置いといて、一番人気の「苦渋」、看板から気になりすぎる「13(サーティーン)」、まずは女子人気高めの「エマ ジャスミン」を頂くことに。
左から「苦渋」¥980、「13」¥880、「エマ ジャスミン」¥880
やっぱり一番人気の「苦渋」から。「自分の人生の苦しみを苦みでイメージした」とオーナーの川本さん。これが結構苦い。一体どんな苦労があったのか……。でも案外この苦みが意外とクセになるので、ビール好きの支持を得る理由もわかる。真ん中の「13(サーティーン)」はビールなのにチョコミントを意識したそう。ミント感とカカオの風味が一口飲んだ瞬間に広がるので、ちゃんとチョコミントを感じられる。一番右の「エマジャスミン」はとあるモデルさんからのイメージのもの。苦渋とは相反して、ジャスミンティーのようにあっさりとしていてごくごく飲める。
こういったオリジナルのクラフトビールたちは5種類前後ほど用意されている。その中でもレギュラーで置いているのは「苦渋」のみ。その他は大体2週間くらいで無くなるので、そのタイミングで新しい種類のものにどんどん変わっていくそう。ビールとの出会いも一期一会である。
また、こだわりはもちろん料理にも。旬な魚や季節の野菜を取り入れた料理はぜひ一緒にオーダーして欲しい。今回は川本さんイチオシのフィッシュ&チップスをご用意いただいた。
サツマイモや山芋、じゃがいもを揚げたフライドポテトと、生で食べてもおいしい新鮮な魚をあえてレアで仕上げたフィッシュフライ。南米のエルサルバドルの郷土料理を意識したというスパイシーなオリジナルのソースとの相性はバツグン。これはビールがどんどん進むはず。
本当にたくさんの面白いビールがあるので普段あまり飲まない人だってここに来れば思わず「飲んでみたい」と思うものに出会えるはず。ビール好き同士が集まってマニアックなビール談義に花を咲かせるもよし、みんなでシェアしあって味比べをするのも良し。ビールの価値観さえも覆す新感覚ビルワリーで色んな楽しみ方をしてみて欲しい。
DEPAAS DINER & BREW
デパーズダイナー&ブリュー
大阪市中央区高麗橋1-1-3
Tel : 06-4256-2955
17:00〜24:00(L.O 23:30) 日曜休
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