2016.07.15 Fri
#Osaka

クラフト魂宿る、傑作バッグの数々
南堀江『SLOW』
堀江店のオープンから早5年。フルベジタブルタンニンでなめされた栃木レザーによる『スロウ』のバッグは、今や街のスタンダードとして馴染みの存在となった。ブランド初期からの看板モデルのアップデートと並行して新作も定期的にリリース。昨年末にはビジネススタイルに焦点を当てたトラディショナルシリーズが立ち上がり、さらに今季からはミリタリーに特化した新ブランド<SML>を投入した。アメリカ製のコーデュラナイロンとミルスペック規格のパーツを使いながら、街使いに適したデザインに昇華。レザーバッグとはまた違ったオーラを放っている。
『スロウ』のプロダクトを支えているのは、ショップ2階の工房に常駐する熟練職人たち。タンナーから届いたレザーを革包丁で手裁ちしたり、専用ミシンで縫い上げたり、寸分の狂いもなくサンプルが作られている。今回、特別に撮影させてもらったが、2008年の立ち上げ以来一切変わることのない丁寧な手仕事を垣間見ることができた。栃木レザーに帆布、ナイロンと経年変化が楽しみな素材ばかり。きっと、僕たちの毎日を変えてくれるはずだ。
がっしりとした生地感の帆布を染め上げることで、使うほどにレザーと同じく深みが増すスロウのトートバッグS ¥19000、L ¥21000
摩擦や引き裂きに強いアメリカはブルックウッド社のコーデュラナイロンを用いた(左から)SMLのアーミーパック¥24000、A3パック各¥29000
スロウのヘルメットバッグS¥16000、L ¥19000。生地には、MA-1にも採用されるナイロンを使い、製品染めすることで、パーツを含め使い込んだような質感に
全く同じ質感が二つと存在しないスロウのラウンドウォレット¥19000、2つ折りウォレット¥19000、ショートラウンドウォレット¥18000
レイ アダカイやシッピー クレイジーホースといったインディアンジュエリーのほか、スロウのコンチョブレスもアンティーク什器に並ぶ
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