2018.06.01 Fri
#Osaka
異彩を放つアメ村古着の2SHOPS
CAKEと十四才をディグってみた
80年代のスケート・ミュージックカルチャーを投影したセレクトの『ケイク』。90年代のアイドルやスポーツ物など、独自視点で選んだジャパニーズ古着を提案する『古着屋 十四才』。数あるアメ村の店のなかでも、特に強烈な個性を放つ2つの古着屋を掘ってみた。
古着屋 十四才
アメ村のディープスポット「ショウザンビル」のなかでも、特に異彩を放つ古着屋があるのはご存知だろうか? アイドルやアニメ、Jリーグやプロ野球などのスポーツ物、さらには浮世絵、企業物など、主に90年代の日本の古着に特化した『古着屋 十四才』は、今までの古着屋の概念を根底から覆すような濃い濃いのチョイス。
「古着屋をやりたかったけど、ほかの店とカブるのがイヤで。どうせやるならUS古着ではない別のジャンルに挑戦してみたかった」とオレ流セレクトに行き着いたオーナーの塩見さん。最近では、東京にて渋谷の名物古着屋『BOY』とともにポップアップを開催するなど、十四才イズムは着実に全国に広がっている。
CAKE
古着の定番といえばアメカジ。だが、ワークやミリタリーといったいわゆるど定番のアイテムではなく、スケートや音楽といったカルチャー物に特化して今年で20年。様々な古着屋が点在するアメ村でも、孤高のセレクトが光る『ケイク』。カリフォルニアの海岸沿いの街並みをイメージした空間には、今ではなかなか手に入りにくいボーンズやヴィジョン、ヒップホップ惣明期のアイテムなど80〜90年代の匂いがプンプン漂う。
写真を見てのとおり、Tシャツに関しては音モノを中心に、天井や壁面を覆うほどの圧倒的な物量をストック。当時、アメリカに9年ほど滞在していたというオーナーだからこそ表現できる、ストリート古着の真の魅力を体感してほしい。
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