2017年オープン。今年、話題となった関西のニューフェイスたちをPick!
NEW SHOP GUIDE #NOTA_SHOP

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2017年、関西には全国から注目の集まる新生セレクトショップに古着屋、アンティークショップとたくさんの注目ショップが誕生し、話題を集めた。

そんな今年オープンした街のニューフェイスたちを紹介していくこの企画。今回は滋賀県・信楽町にある夫婦で営む『ノタショップ』を紹介。新たな価値観を発信する”ローカルストア”たちを巡ってみよう。

焼物の産地に並ぶ、各地のハンドプロダクト

たぬきの郷として多くの観光客が訪れる、日本を代表する焼物の産地、滋賀県・信楽町。この地で生まれたプロダクトデザイナー加藤駿介さん、妻の佳世子さんにより7月にオープンした『ノタショップ』は、製陶所をリノベーションし、工房とショップを隣接。その面積は約500坪を誇り、まるで建物自体が一つの作品のようだ。

『ノタ&デザイン』を主宰する加藤駿介さん。ショップに隣接したアトリエで様々な作品をプロダクトする。

佳世子さんが立つカフェスペースでは、コーヒーや地元信楽の茶葉を使った朝宮茶などのドリンクを提供。

縦長の広々とした店内には、オリジナルの陶器をはじめ、信楽・丹波篠山・金沢など日本各地の作家によるプロダクトたちに、イギリスやアメリカのヴィンテージオブジェもあり、手仕事による温かみや空気感が溢れている。中央の白い壁で覆われた、小部屋のようなスペースはギャラリーとなっており、様々な作り手の世界観を表現。

石川県の作家、大村大吾の木製のマグネット￥3900