古き良き時代へタイムスリップ。｢CHRONOS｣
大阪の古着屋さんガイド 27

古着黄金時代へと秒針を巻き戻す！

2015年にオープンした南船場の新店。「古着が盛んやった時代に戻ってほしい」というオーナー・白石周さんの思いから名付けた店名は、ギリシャ神話に登場する時間を自由に操る神から拝借。店内の右側にメンズ、左側にはレディースとバランス良く配置。’60sを中心としたシャツやスウェット、デニム、それにワッペンや缶バッジなんかの古着屋らしい小物が棚を埋め尽くす。

「ウチみたいな後出しの店は今更ラルフローレン置いたかって勝たれへん（笑）。でも原点でもあるメイドイン USAにはこだわってやっていたい」と目指す先は、いたってオーソドックスな古着屋。「何度かサラ着に浮気したこともあったけど、気取らへん自然体なカッコよさを持っているのは、若いころにドハマりしたアメカジやなって改めて思う」。

女性、もしくは小柄な男性であれば着られるバッファロー柄の刺繍が施された'80sのブルゾン￥7980