2017.06.21 Wed
#Kobe
神戸に行ったら絶対。
衣・食のスタンダードショップ
神戸を代表する洋服店・喫茶・酒場はここ。ド定番であるがこその説得力。「良いものは良い」んです。そんな地元に永く愛され続ける4つの神戸スタンダードをご紹介。
彼女に独り占めさせるわけにはいかない
元町サントス
昭和遺産ともいえる純喫茶で、1960年の創業時から供するホットケーキ。火が均等に伝わる厚さ1cmの鉄板に生地を流し込み、蓋をして蒸し焼きに。「材料も作り方もいたってシンプル」と店長の仁木八朗さんは言うものの、生地のこね具合や返すタイミング、何より鉄板の火加減は熟練の技を要するのだ。営業は8時から。昼過ぎの休憩にちょうどいいけれど、街歩きを楽しむ前の腹ごしらえとしてもぜひ。単品¥600、ドリンクセット¥700。
寸胴の周りが湯煎になったコーヒーアン、それも2筒を駆使しながら淹れるブレンド¥400
3世代にわたり愛されるモトコーの殿堂店
MR.BOND
1947年に洋品雑貨店として創業。この店でアイビーを覚え、トラディショナルを深掘りしたという街の大先輩は数知れず。’70sの<ブルックスブラザーズ>をイメージしたオリジナルのB.D.シャツや紺ブレなど、今年でオープン71年目になるが、一切ブレない盤石のラインナップ。2代目店主の岡 保雄さんに加え、現在は次男の幸雄さんも店頭に立つ。もうすぐ2歳になる男の子がいるそうで、「創業100年が目標かな」と保雄さんが相好を崩す。
よそじゃ見つからないレインスプーナーのレッドソックスモデルのアロハ¥15760(税込)
MR.BOND
神戸市中央区元町高架通2-183
Tel : 078-331-5119
11:00~20:00 水曜休
気軽にピットインしたいパブリック酒場
PUB KENNETH
マスターの北秋亮さんは19歳の頃からDJを始め、今も月一開催のノーザンソウルメインのイベント「ヌードレストラン」で回す。そこで繋がった街っ子やソウルファンが北秋さんを慕いやって来るが、何も音楽好きのためだけの店ではない。「大きな窓があって日の明るいうちから開いている。いろんなお客さんが行き交う、あくまでパブリックなスペースです」。喉が渇いたし、ビールか神戸ハイボールでも。そんな気負わない使い方が正解なのだ。
ウイスキー、ソーダ、グラスをキンキンに冷やし、氷を入れずに作る神戸ハイボール¥700
PUB KENNETH
神戸市中央区栄町通1-2-11 茂生ビル2F
Tel : 078-321-3960
16:00~翌1:00 火曜休
ショップの原点でありながら今なお進化
LANTIKI
93年のオープンから移転や拡大を経て、現在は大阪や東京にも店舗を構える『ランチキ』。ここが1号店で、場所はもちろん軒先に掲げられた木製の看板も24年前から変わらない。ただ、時代の変遷とともにラインナップは進化してきた。今季は<ストーリー>や<ウィリーキャバリア>といったインポートが充実し、神戸のインディペンデントブランドや古着もインストック。足を運ぶたびに感じるフレッシュ感も、創業当時と何ら変わらないのだ。
ナチュラルインディゴで染めたストーリーのショアシャツ¥23000。夏の日差しが抜群に似合う
LANTIKI centraaaaal KOBE
神戸市中央区北長狭通3-9-13
Tel : 078-393-5411
12:00~20:00 無休
www.lantiki.com
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