どの古着屋とも違う孤高の存在『Chappie』
大阪の古着屋さんガイド 03

#アメリカ村 #ショッップガイド #古着

スタッフの気分が色濃く表れる

KOKOUの編集棚

05年にオープンした寺田町時代はもちろん、13年に現在のアメ村に移転してからも孤高と呼ぶべき存在なのが、ここ『チャッピー』。どのUSED店とも似ていないワケは、店主の松田龍海さんを含む６人のスタッフが担当する“編集棚”にあり。各シーズンの始まりに、それぞれが考えるテーマのもとに大量のストックからアイテムをピック。一つひとつのラックにスタッフの顔が透けるように見え、売れては追加を繰り返すことによって、この店ならではのカオスな世界観を作り上げているのだ。

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アウトドア＆ミリタリーを集めたラック。売れるたびに次々と新しいアイテムが膨大なストックより補充されていく

その一方、最近ではオープン以来初の試みとして、アウトドアやミリタリーを集めたりチェックのアンコンJKTでがっちり固めたり、アイテムに寄った提案棚を入り口付近に設置。店の手前、そして編集棚がある真ん中から奥とで、これまでとは違ったコントラストが生まれている。また今年の春より、アメリカに駐在するバイヤーを一人から二人に増員。ゆえにラインナップの濃度も増す一方なのだ。

ジェリーのダウンダッフル¥17800。アウトドアの聖地コロラド発ブランドによる名アウターで、コレクターも多い