2018.07.20 Fri
#Osaka
細田監督、星野源も登壇。
映画「未来のミライ」の試写舞台挨拶に行ってきました!
細田守監督の最新作、映画「未来のミライ」の試写会舞台挨拶が大阪で開催、7/20(金)の全国公開を前にひと足早く話題の作品を鑑賞してきました。
2006年公開の「時をかける少女」からはじまり、「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」、そして一昨年の「バケモノの子」まで、数年おきの夏の風物詩となりつつある細田作品。回を重ねるごとにその支持は加速度的に高まり、今や日本を代表するアニメーション作家となった細田監督の今作は、4歳の男の子を通して描かれる、兄弟と家族の物語です。
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これまでも常に “家族と個”、”日常と世界”を描いてきた細田作品のある意味、集大成とも言える作品がこの「未来のミライ」。とはいえ、そんな仰々しく堅苦しいものではなく、むしろこれまでで一番ミニマルな舞台立ての中、ユーモアもたっぷり詰まった、良い意味で軽い(軽やかな)作品に仕上がっていた。
この日の試写会は細田監督をはじめメインキャストの面々、上白石萌歌、黒木華、星野源らが登壇の舞台挨拶も行われた。しかも親子揃っての来場者を迎えるめずらしい試み。上映中も子供たちの笑い声がたえない、夏休み映画らしい雰囲気が印象的でした。
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あ、こういう話だったんだ… と少し意外で新鮮な感覚を味わいならがらはじまる今作。そこから後半へ向け、小さな世界に見えた場所がどんどん大きく、広がりを感じていく。世界の広がりとともに主人公くんちゃんが成長していく… その心地よい開放感をいつの間にか、観ている自分もシンクロして体感している。
観る人によっては、特別な一本となりうる作品かもしれません。
STORY
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。
ある日、甘えん坊の“くんちゃん”に、生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。そんな時、“くんちゃん”はその庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、不思議な少女“ミライちゃん”と出会います。“ミライちゃん”に導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つ“くんちゃん”。それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。
さまざまな冒険を経て、ささやかな成長を遂げていく“くんちゃん”。果たして、“くんちゃん”が最後にたどり着いた場所とは? “ミライちゃん”がやってきた本当の理由とは―
それは過去から未来へつながる、家族と命の物語。
未来のミライ
監督・脚本・原作:細田守
キャスト:上白石萌歌/黒木華/星野源/麻生久美子/吉原光夫/宮崎美子/役所広司 / 福山雅治ほか
オープニングテーマ「ミライのテーマ」・エンディングテーマ「うたのきしゃ」:山下達郎
音楽:髙木正勝
企画・制作:スタジオ地図
2018年7月20日(金)より全国公開
©2018スタジオ地図
未来のミライ 公式サイト
twitter @mirai_movie
instagram @studio_chizu
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