2017.08.25 Fri
#Kyoto
京都の町家ギャラリー「みち草」で
日々の暮らしに花を添えるイベントが
京都・四条大宮にある築80年の京町家をリノベーションしたギャラリー「みち草」。実はここ、1日1組限定で宿泊ができる「泊まることのできる京町家ギャラリー」で京都の暮らしを泊まりながら満喫できる宿なのです。
「料理をするための食器」や「お花を楽しむための花器」、「街を快適に移動するための自転車」に「和のファッションを満喫するための浴衣」などなど、長年積み重ねられた京都の「暮らし」と「歴史」を満喫出来るように… と用意されているそう。まさに、日本人のおもてなし精神ですね。
ギャラリーの2F部分は、平安神宮なども手がける元禄3年創業の「京都元禄畳」さんに敷いてもらったという畳の寝室。江戸時代から続く京都の伝統技術を実際に肌で感じる事が出来るのも泊まる事が出来るギャラリーの醍醐味です。
一棟貸しという宿泊スタイルなので、仲間で集まり京都の食材で料理をしながら楽しむもよし、長期利用で京都暮らしを体験してみるのもよし、1Fで教室を開きながら2Fで寝泊まりするのもよし! 自分たちにあったスタイルで楽しめちゃいます!
これだけ「泊まる」ことが豪華だとついつい忘れてしまいますが、あくまでここは「泊まることのできる京町家ギャラリー」。過去にはフラワースタイリスト「ふたつの月」の花のワークショップや落語家「立川志の彦」の落語会に「京都デザインウィーク」のイベントの一環でイラストレーター「ニシワキタダシ×FABRICK」のPOPUPSHOPなども展開されています。
そんな「みち草」は今年の夏で2周年を迎えるということで、素敵なイベントが開催されますよ。
この『みち草 花市』は、「花のある暮らしを楽しむ」をテーマに、生花や器、骨董、コーヒーなど様々なジャンルのお店や作家さんが集うマーケットイベントなのです。
そんな日々の生活に花を添えてくれる
参加作家はこちら!
移動花屋 ふたつの月
京都と松陰神社(東京)の2拠点で活動するフラワーアーティスト。生まれ育った京都の里山の自然をそのままつんできたような自然な風合いで晩夏の移動花屋を開催。
木工作家 須田二郎
木工旋盤を使い、日本の木や森との共生を感じさせる木の器や道具を一つずつ作る木工作家さん。削り出された器は木の丸みや木目がそのまま活き、強さと美しさを感じます。今回は花器をお願いし作ってもらいます。
ガラス作家 安土草多
飛騨高山在住の工房で丁寧に吹きガラスによる器をつくるガラス作家。表情がありやわらかい印象のあるガラスの器は花や植物の躍動感とも相性がよく、今回は小型の花器を用意。
器と生活用品 ロク
「comepass」でも何回か取り上げている京都岡崎の器と生活道具を提案するお店。全国各地の窯元の陶器や、生活を大事に感じる知恵のつまったものが集められている。今回は花器として使える陶器のピッチャーを中心に店主の橋本さんがセレクト。
古漆器 Oubai
江戸・明治・大正・昭和期の漆器を全国で探し紹介している活動を続けるOubai。古来より続く日本の生活を支えてきた漆器のうち「花のある暮らし」に合いそうなものを今回はセレクト。
コーヒー OBSCURA COFFEE ROASTERS
OBSCURAは東京・三軒茶屋で焙煎を行っているコーヒーロースター。世界中のコーヒー農園を訪れて買い付けたものを中心に、自店舗での販売及び卸売りを行っている。普段の生活や特別な日にご家庭やお店で「コーヒーのある生活」を楽しむきっかけを提供。
ここでしか出会うことができない作品や雑貨がこの日、ここだけに大集合。 これを機に日々の暮らしにお花を添えてみてはいかがでしょうか。週末はぜひ京都へお出かけしましょう!
Photo : takehiro iikawa
「みち草」2周年記念イベント みち草 花市
8月26日(土)10:00〜16:30
京都市中京区下瓦町568
http://www.michikusa-kyoto.com/
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