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2020.07.03 Fri

#Kyoto

話題のイマーシブシアター『泊まれる演劇 In Your Room』を体験してきました!!

話題のイマーシブシアター『泊まれる演劇 In Your Room』を体験してきました!!

#HOTEL SHE,#カルチャー#ニュース#ホテル#レポート#体験

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5月のGW公演、6月公演のチケット即完し、今話題を集めているのが京都と大阪にあるブティックホテル「HOTEL SHE,」が企画するイマーシブコンテンツ。

 

今回は6月24日〜29日で公演された「泊まれる演劇 In Your Room『ROOM102』」を編集部も体験してみました!  最後に次回公演のお知らせもあるので、そちらも合わせてチェックして下さいね!

 


 

公演1週間前に自宅に届いたのは、今回体験する『ROOM102』の招待状。当日まで開封厳禁との事なので、気になりつつもここはグッと堪えました。ちなみにギフト付き案内状をセレクトした人もこのタイミングで届きますが、公演が始まるまでは案内状の中身は開封できません。

 

6月24日、公演日当日。zoomを使っての公演とのことなので開演時間までに指定された名前に変更し、諸々設定。(設定の仕方はメールにて丁寧に記載されているので使った事ない人も簡単に設定出来ますよ)公演中は顔出ししなくて良いし、音声もミュート設定なので安心。お気に入りのドリンクと一緒にお楽しみ下さいとのことなので、最近買った紅茶を片手に明かりを落として、23:00。いよいよ開演…!

 

 

こちらが自宅に届く招待状。指示があるまでは開封厳禁。

 

物語は『HOTEL SHE, KYOTO』建物全体を舞台に繰り広げられ、キャストがそれぞれホテル内をリアルタイムに移動。他にも参加者に話しかけてきたり、質問を投げかけてきたり…音声やチャットで返信も出来るため、こちら側(参加者)も一緒にこのストーリーを作っているような感覚に。

 

実際に謎解きにチャレンジしてみると、登場人物の何気ない会話や謎の招待状がヒントになっていたりして、気付いた時には思わず一人で声をあげちゃうほどのめり込みよう(笑)大体90分程度で公演は終了。自宅にいるはずなのに、まだ物語の中にいるような不思議な気持ちでいっぱいになっていました。

 


 

 

今回体験した6月の公演は終わってしまいましたが、気になった方に朗報!!

 

新型コロナウイルスのため延期としていたリアルな宿泊を伴う新作イマーシブシアターを8月に上演決定!!  また、自宅のパソコン・スマートフォンから鑑賞できるオンライン作品の新作も同時に発表。こちらは7月末から開始されます!!

 

 

 

 

 

また、次回公演に向けて、『泊まれる演劇』イベントプロデューサーの花岡直弥さんと脚本・演出を担当している、きださおりさんにお話も伺いました。

 

 

 

イベントプロデューサー 花岡直弥さん

「僕たちが目指しているのは、客席と演者(スクリーンやステージ)の境界を曖昧にして、まるで物語の世界に入り込むような体験。ホテルには非日常な空間が広がっているのでぴったりな場所だと思っています。

今年の夏には、『泊まれる演劇 STRANGE NIGHT』という新作を1ヶ月に渡って上演します。これはホテルに宿泊頂きながら体験する作品で、リアル空間だからこそできる身体的没入をテーマに制作をおこないます。夜のホテルで生まれる怪しさや緊張感など、ぜひ五感で楽しんで欲しいです。一方でオンラインでも新たな表現も模索しています。7月末からスタートする作品では、過去2作品とは異なるアプローチで演目を作っています。もはや演劇と呼べるかもわからない、オンラインだからこそできるインタラクティブ表現を多く仕込んでいるので、こちらは身体的没入と対照的な、頭脳的な没入と言えるかもしれません。いずれの公演も新しい時代のエンターテイメント、宿泊体験として実験的な作品になると思います。お楽しみに!」

 


 

 

 

脚本・演出 きださおり さん

「ホテルという空間を通じて、オンラインでもリアルでも違った面白さを展開出来ているのが「泊まれる演劇」の魅力だなと思っています。オンラインでは、宿泊しているキャラクターのプライベートや気持ちを覗き見しているような感覚を大事にしていて、私が主に担当している参加型部分でも、キャラクターと画面越しならではの密接なコミュニケーションを取ることが出来ます。そして、何名かのキャラクターは、リアルイベント 「ミッドナイトモーテル」にも登場予定なので、密接になったあの人と、リアルでご対面!といった、オンラインが入ったからこその体験も出来るようになりました。リアルの方では、よりホテルという空間の意味、そこに自分たちが実体でいる意味を重視したイマーシブシアターを作りたいと考えています。自分が動く、何かを食べる、何かに触る…そんな行為が出来るからこその最大限の面白さを追求します。オンラインでだけ見ていた幻のモーテルに実際に宿泊できる、という不思議な感覚も作れると思うので、より深い体験を提供できそうで楽しみにしています。」

 


 

 

オンライン版は7月4日から、リアル宿泊版は7月11日よりチケットの販売がスタート。それぞれ全く別の没入体験を楽しむことができるストーリーとなっているので、過去作品に参加した人もまだの人もぜひとも体験してみて!!

 

 

泊まれる演劇『STRANGE NIGHT』

8月1日(土)〜31日(月)

@HOTEL SHE, KYOTO

京都市南区東九条南烏丸町16番地

1室2名まで 25,000円(税込)〜

※本公演は実際のホテルに宿泊しながら体験するイベントです。

7月11日(土)22時より先着販売予定

 

 

※本作では三密を回避するため、1日あたりの公演ステージを3回にわけ、1ステージで参加頂くお客さま人数を最大6組12名とした演目を行います。その他、ホテル チェックイン時の検温の実施など、新型コロナウイルス対策に関しての注意事項がございます。詳細はイベント公式サイトをご確認ください。

 


 

 

 

泊まれる演劇 In Your Room

『ANOTHER DOOR』

7月24日(金)〜8月下旬予定

 

20:00/ 22:00/ 24:00〜の3回公演

2,500円(税込)

7月4日(土)22時より先着販売予定

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