2020.05.02 Sat
#Osaka
大阪を代表するインディペンデントギャラリー『Pulp』がクラウドファンディングをスタート!
2010年に大阪・堀江にオープンした『Pulp』は、デザイナーや音楽家、漫画家に芸人など、いわゆるアートや特定の文脈に縛られない、様々なアーティストをピックアップするなど、大阪を代表するギャラリーです。そんな『Pulp』が、この度の新型コロナウイルスの感染拡大による政府の緊急事態宣言によって経営困難に陥り、クラウドファンディングをスタートしました。
支援は2000円~で、リターンは過去に『Pulp』の企画で展示を行った6組のアーティスト(河村康輔×北山雅和、白根ゆたんぽ、田巻裕一郎、EYE、NAZE、Simon Fowler)によるアートワークを使ったTシャツやポスターなどのオリジナルグッズを展開する。
これまで大阪のアートシーンを支えてきた『Pulp』をこのままなくすわけにはいかない。また『Pulp』で刺激をもらいたい。アートも音楽と同様で、支援が求められています。これまで『Pulp』に行ったことがある人、アート好き、アートに興味のあるみなさんに届きますように。詳しくは下記URLをチェック。
Pulp Gallery クラウドファンディング
URL camp-fire.jp/projects/view/267634
受付期間:5月1日(金)〜5月30日(土)
リターンのお届け :2020年7月以降の発送
Pulp Gallery
URL pulppace.org
大阪市西区南堀江1-14-14-103
協力アーティスト
河村康輔 / コラージュアーティスト、グラフィックデザイナー、アートディレクター。グラフィックデザイナーとして 多数のアパレルブランドにグラフィックを提供、コラボレーションTシャツを制作している。他にもライブ、イベント等のフライヤー、DVD・CD のジャケット、書籍の装丁、広告等のデザイン、ディレクションを手掛ける。コラージュアーティストとして、様々なアーティストとのコラボレーションや国内海外での個展、グループ展に多数参加。Pulpでは個展「discovered」(2016)、キングジョーとの二人展「CREAM ON!!」(2010)、SHOHEIとのユニット”二階調サトシ”としての個展「死ぬのは嫌だTEN」(2012)他で展示を行なっている。@kousukekawamura
北山雅和 / 1967年、神戸生まれ。桑沢デザイン研究所卒。コンテムポラリー・プロダクションを経て1998年にHelp!設立。コーネリアス、秦基博、cero、青葉市子、GEZAN、OKAMOTO’SなどCDジャケット・デザインを中心に、J SPORTSの“Foot!”等、サッカー番組のアート・ディレクション、ロゴ・デザインを手がける。2007年、初の作品集“LiGHT STUFf”を刊行(第11回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品選定)。2011~12年、NHK –連続テレビ小説–「カーネーション」タイトルロゴ・デザインを担当。2015~16年に個展『TYPOGRAFFITI 1 -INVISIBLE-』をAL(東京)、Pulp(大阪)、代官山蔦屋書店(東京)の3箇所にて開催。2017年、“CHANGE”が東京TDC賞2017に入選。2018年、21_21 DESIGN SIGHT「AUDIO ARCHITECTURE」展のグラフィック・デザイン全般を担当。Pulpでは個展「TYPOGRAFFITI 1 -INVISIBLE-」(2016)、「TYPOGRAFFITI 2 -MIRROR-」(2018)、グループ展「NON FICTION2018」で展示を行なっている。@ktymmsakazu
白根ゆたんぽ / 1968年埼玉県深谷市生まれ。イラストレーター。東京在住。クライアントワークの他、個展開催、企画展への参加など多数。2019年には台北と香港で個展を行う。Pulpでは個展「Open Girls」(2017)、「9月のせいじゃないけれど」(2018)、「WEST PACK!」(2019)、またグループ展「PENG!」(2013)他で展示を行なっている。@yuroom
田巻 裕一郎 / 東京都出身在住。シルクスクリーン/ドローイング/立体/パフォーマンス。作品の多くは家族への愛がテーマ。PulpではMA、NANOOKとの3人展「Magnetic Composition – 02」(2016)、個展「惑星ダダ – PLANET OF DADA-」(2018)、グループ展「NON FICTION2018」で展示を行なっている。@hart_yuichiro
EYE (BOREDOMS) / 80年代中期に結成したボアダムスの中心メンバーとして実験的なパフォーマンスを展開、世界的なアンダーグラウンド・シーンに影響を与える。個人名義では、多数のアーティストと精力的に共演、DJ としても活躍。ヴィジュアル・アーティストとしては画集を出版、P.S.1 など世界各地の展覧会にも参加している。Pulpではグループ展「NON FICTION2018」で展示を行なったほか、Pulpディレクションのもと、京都のホテル・BnA Alter Museumにてアートルームの制作も行なった。@shock0city
NAZE / グラフィティカルチャーをベースに、触覚的な筆致で描かれるドローイング、スプレーやコラージュを用いたペインティング、廃棄物を使ったオブジェ、テキスタイルワークなど多彩な作品を制作する。contact Gonzoとしても活動。近年の主な展覧会に「ceramic scramble」(ゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエ,東京,2019)、「net/stoke GRAFFITI」(Vincom Center for Contemporary Art,ベトナム,2017)、「VOCA展2016」(上野の森美術館,東京,2016)、「鉄道芸術祭vol.5」(アートエリアB1,大阪,2015)など。Pulpでは個展「YUUREI SEN」(2016)、「MODORANAIMONO」(2017)、皆藤齋との2人展「amazondom」(2019)他で展示を行なっている。@naza.989
Simon Fowler / アーティスト、プリントメーカー。ロンドン出身。独学でイラストレーションと印刷を学ぶ。2006年、日本のInoxia Recordsで働く頃から、アンダーグラウンドの音楽シーンにおいて作品を発表し始める。2007年にSunn O)))とBorisの、日本ツアーのアートワークを手がけたことをきっかけに、The Bug, Sunn O))), Master Musicians of Bukakke, Earth, John Doran(the Quietus); Lustmord, Blackest Ever Black, Bo Ningen, Cafe OTOなど様々なミュージシャンやレーベルに作品提供を行うことになった。これに相反するように、印刷の分野では様々な印刷技術を試している。HANGAと呼んでいる凸版印刷では、ヨーロッパとアジアの技術を組み合わせ、大胆な現代作品を制作している。Pulpでは個展「No Reservations」(2016)、Kohhei Matsuda(BO NINGEN)との2人展「0/0」、グループ展「NON FICTION」(2015/2018)他で展示を行なっている。
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