美しいステンドグラスが目印の
『NEPENTHES WOMAN OSAKA』が誕生!!!

大阪の街を語るときに“キタ”と“ミナミ”に分けられることが多いが、そのどちらにも属さない靱公園周辺のエリアも見逃してはいけない。靱公園があるおかげで、大阪の中でも特に緑豊かで心地よい空気が流れており、良くも悪くも“大阪らしさ”とはかけ離れた貴重なエリアだ。オシャレな飲食店が並び、数年前からはアパレルショップも増えだしている。特にこのエリアを代表するショップとして紹介したいのが、11年前にオープンした『ネペンテス 大阪』。＜ニードルズ＞に＜エンジニアド ガーメンツ＞、＜サウス2 ウエスト8＞など、毎シーズン“らしさ”をしっかり持った個性豊かなグッドプロダクトで服好きを楽しまさせてくれる。そんな『ネペンテス』が、国内で唯一となるウィメンズ専門店を同エリアにオープンした。

オープン当日に来阪していた、『ネペンテス』のクリエイティブ・ディレクターを務める青柳徳郎さんに話を伺った。「『ネペンテス』のブランドの数々は以前から関西の方に支持されていました。個性的なアイテムが多く、着こなしにテクニックを要するアイテムもあるのですが、関西の方はそれを“おもしろい”と受け止めてくれて自分のスタイルに馴染ますのが上手だなと思っていました。そんな相性を感じていたこともあり、数年前からウィメンズ専門店の出店は大阪で考えていました」。様々な要因と縁があり、今回のウィメンズ専門店の出店は決まった。

「お店をデザインするときに毎回テーマを設けているのですが、今回のウィメンズ専門店はアルバカーキやサンタフェなど、ニューメキシコをイメージし、白を基調とした明るい印象の店内にしました。それに私たちが好きな女性画家のジョージア・オキーフの世界観も表現できればと思い、彼女の作品を立体的に表現したらこんな感じになるんじゃないかと施工業者の方と試行錯誤しましたね」。『ネペンテス ウーマン 大阪』を象徴する入り口に施された大きなステンドグラスには、幸運を呼ぶ鳥とされているツバメがデザインされており、今後も同店舗のアイコンになりそうだ。また、メキシコの建築物によく使われているスパニッシュタイルもオリジナルで制作し外観の階段や店内の壁に張り巡らせている。このタイルの販売もしている（¥1500）。

オープン記念のアイテムもスタンバイ。タイダイの古着を解体し再構築したTシャツにUSEDのミリタリースウェットをリメイクしたワンピースも。共に同店舗のアイコンであるツバメとネペンテスのアイコンであるパピオンが胸に入る。リビルド バイ ニードルズの7 CUT TEE ¥12000（パピヨン）¥11000（ツバメ）、同ワンピース各¥18000

ウィメンズ専門店らしくジュエリー類のセレクトには注力。今回のオープンのためにアメリカ・ニューメキシコで直接買い付けてきたネイティブアメリカンジュエリーが豊富にスタンバイ。ナバホ族の銀細工アーティスト、マルコ・アルヴィソによる身に着けられるアートとしてのジュエリーや動物を象ったお守りフェティッシュのネックレスなど

ネペンテスといったらシューズのセレクトに注目したい。手の込んだ刺繍ワークが特徴のトルコ・イスタンブールのファクトリーに別注をかけたニードルズのベルベットミュール¥37000（ホワイトとネイビーはウィメンズ大阪店限定カラー）に、こちらも店舗限定のアッパーをパイソン柄に変えたサイドゴアブーツなど

以前の『ネペンテス 大阪』内にあったウィメンズコーナーよりもパワーアップしたラインアップゆえ、『ネペンテス』ファンには間違いなく朗報である今回の新店舗。個性的なスタイルを好むカジカジ読者との相性が良いのはずっと感じていたことだが、国内で唯一となるウィメンズ専門店が大阪にあるのは誇らしい。春はもうすぐそこ。晴れた日には公園でまったりすることもできるエリアなだけに、春の装い探しに足を運んでみてはいかがだろうか。

NEPENTHES WOMAN OSAKA

大阪市西区京町堀1-15-9

Tel : 06-6147-5586

11:00-20:00　無休

Instagram  @nepenthes_woman_osaka

nepenthes.co.jp