2019.07.12 Fri
#Other
MOKスタッフ “スンミョン” が行く! トレインホッパーって何なんだ!? アメリカ撮影の裏側 〜前編〜
今年もカジカジH╳MOK企画がやってきた! 今回のテーマはトレインホッパーへの密着とヘアカット。なんだこの企画…トレインホッパーって何なんだ?w 僕、MOKスタッフの「スンミョン」が、旅の思い出と共に、そんな疑問に答えていきます!
ウィ スンミョン
カジカジH×MOK企画に参加するのは今回が2回目。MOK神戸元町店のスタイリストとして活躍。美容師としてゲストとの壁を作らないことをモットーに、人と人とのスタイルを大事にしている。趣味はスポーツ、音楽、ファッション。
instagram @wii0810
舞台はアメリカ
東京からフライトする事12時間。乗り継ぎを経てサンフランシスコへと到着。(飛行機でも仕事をする編集部村龍…手の動きの早さ…w) そこからまた車で約6時間走り、夜中のマウントシャスタへ。
翌朝、深い朝靄の中、静かな街並みが見えてきた
まずば、近くの喫茶店へ
力をつけるためにアメリカらしいビッグサンドを食す!
早朝から地元の人が押し寄せるこちらの店は、少し居るだけでかなり愛されているのが分かる。そこには、たまたま誕生日を迎えた店員さんがいて、街の人が祝福を上げる中、僕たちも彼女にヘアカットプレゼント!
そしてついに!
トレインホッパー、アンドリューとファーストコンタクト
極寒の雨の中の出会い。そんな天気とは裏腹に陽気なアンドリュー。最初の印象は意外としっかりしてそう。
どうすれば列車に乗れるのか、何時に列車は来るのかなど細かな情報を教えてもらったものの… すぐに列車が来る気配もない…。
ってことで、
アンドリュー、その場にいたトレインホッパーもみんなまとめてカットしちゃいまーす!
そんでもって、
気長に列車を待ちまーす!
※トレインホッパーたちは、貨物列車が止まる場所、その行き先等を全てを把握している(アメリカでは貨物列車の路線地図本が売られている)。ただ、ここはアメリカ、予想より時間がズレることも多いが、彼らはそんなこと一切気にしない。
1時間…2時間… まだかまだかと寒さに震えながら待ちまーす!(みんな薄着ですが…ほんとに寒かった…4月だけど7度くらいの気温)
3時間…4時間…。(ちなみにトレインホッパーたちは自ら服を繕って物を大事にします)
アンドリュー…まだ?
(トランシーバーを使って、列車が来る時刻を確認中。さすがトレインホッパー)
そして…
キターーーーーー!!!!!!
と思ったら…すごいスピードで駆け抜ける列車…。
列車をただただ見送ります。w
7時間…8時間…9時間。
ついにキターーーーーーーー!!! ようやく本題の列車への乗り込み。緊張感が走る! 先頭が見えてから列車が止まるまで5分ぐらいはかかったかな? ものすーーーごく長い列車。しばらくは身を潜めつつ…ようやくGO!
GO!GO!GO!
停車時間はほんの数分と聞いていたからみんな猛ダッシュ! 乗り込む場所を選んで、飛び乗る! 選んだのは、中には何も入っていないコンテナだった。
素早く乗り込み、人に見つかる前にトレインホッパー達は端へと移動。
しばらくするとトレインホッパー達は雄叫びをあげ、動物のように本能のままに叫んでいた。列車の中は意外と快適で、食べたいときに食べ寝たいときに寝る。そんな自由な彼らを見ていると、こんな生き方も決して悪くないんだろうなと感じた。
5時間程するとみんな就寝。街灯もない所を走るため視界も真っ暗だ。僕も気が付くと寝ていた。朝、トレインホッパーに起こされた。何事かと思うと目的地へ着いたようで、ただ問題は飛び降りろとの事…。列車が止まってからじゃなく、動いてる時に飛び降りるみたいだ。かなり驚いたが彼らは悠々と飛び降りていく。僕たちクルーは、まずはカメラマンが降りた。すると、転がり吹っ飛んでいった。w(もちろん無事です。最強カメラマンなので)
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