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2018.11.07 Wed

#Osaka

当たり前に存在していた”デザイン以前”のものものづくり探求プロジェクト『elements』の展覧会が11/17より開催

当たり前に存在していた”デザイン以前”のもの
ものづくり探求プロジェクト『elements』の展覧会が11/17より開催

#アート#中津#展覧会

elements 02 STACK AND BIND

日程
2018.11.17 SAT 〜 2018.11.25 SUN
時間
13:00〜19:00
場所
PANTALOON(大阪市)
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11月17日(土)からの2週間、大阪・中津のギャラリーPANTALOONにて”elements”の展覧会「elements 02 STACK AND BIND」が開催されます。

 

“elements”は、ものづくりをするプロセスにおいて、私たちの周りに存在する様々な現象や要素を探求していくプロジェクト。 第2回目となる今回は「積む / 束ねる」をテーマに、メンバーそれぞれが探求して生まれた作品をプロセスとともに展示しています。

 

 

ー工業化以前、優れた道具や技術がなかった時代、そこにあるものを積み、束ねるという単純な行為で様々なモノは成り立っていました。石や日干し煉瓦を積み重ねたものが住居の壁になり、麦わらを束ねたものは屋根になりベッドになりました。それらは人間が獲得した初歩的な知恵ですが、現在では技術の進歩と共に登場の機会が減っています。 elements02では、「積む / 束ねる」を人間がものづくりをする際の入門的な行為と捉え、改めてそこに立ち帰ることで、逆説的な発見や新たな視野を得れないかを探求します。

 

 

また会期中には、ゲストを招いたトークセッションなど、いくつかのイベントが開催(詳細は下記に)。 各日程おもしろい方がいらっしゃるので、そちらもぜひチェックしてお見逃しのないように。

 

当たり前に存在して気づけなかったことや、デザインの前にある事象。この展示を通して、みなさんに新しい”気づき”や”発見”があるかもしれません。

 

 

elements 02 STACK AND BIND
11月17日(土) 〜 11月25日(日)
13:00〜19:00

@ PANTALOON パンタロン

(大阪市北区中津3-17-14)

TEL:06-6377-0648

http://elements-p.net/02-stack-and-bind-exhibition-pantaloon/

 

トークイベント

「そこにあるもので工夫して家をつくるということ」
11月18日(日) 16:00〜18:00  

入場無料 ※予約不要 ※イベント中でも展示を自由にご覧いただけます

ゲスト:佐藤浩司(建築人類学者)

 

「はじまりの世界のものづくり」
11月21日(水) 19:00〜21:00  

入場料:1,000円 /1drink付 ※予約不要

ゲスト:服部滋樹(graf代表、クリエイティブディレクター)

 

「きっかけをつくることから」

11月24日(土) 18:00〜20:00  

入場料:1,000円 /1drink付 ※予約不要
ゲスト:柳原照弘(デザイナー)

 

 

 

elements PROFILE

“elements”は、ものづくりをするプロセスにおいて、私たちの周りに存在する様々な現象や要素を探求していくプロジェクトです。それは、私たちがこの世界とどのように関わってきたのかを解剖し、自分たちも世界のひとつのエレメントであることを実感する試みでもあります。

http://elements-p.net

 

主要メンバー

置田 陽介 Yosuke Okita

1976年 大阪府生まれ。2000年 学習院大学法学部卒業。2005年より2012年までデザイン会社graf所属。2013年1月よりOkita Yosuke Attitudesとして活動。グラフィックデザインを起点に、多岐に渡る仕事に携わる。現在、Attitude inc.代表。

 

井上 真彦 Masahiko Inoue

1982年 石川県生まれ。2008年 神戸大学大学院自然科学研究科建設学専攻卒業後、grafに入社し、設計部門にて主に空間設計、プロダクトデザインを担当。2014年に独立し、自身の事務所を開設。空間においても、「根源的なるもの」をテーマに設計を行っている。

 

横山 道雄 Michio Yokoyama

1980年 徳島県生まれ。2005年 grafを経て、2014年 横山道雄事務所設立。グラフィックデザイナーとして、菓子ブランドのコンセプトデザイン及びディレクション、和ろうそくやお米農家のパッケージデザイン、演劇の宣伝美術、装丁などを手掛ける。また、CHANCE MAKERによる‘Inspiring People & Projects’など様々なプロジェクトにも参加。

 

トークゲスト

佐藤浩司(建築人類学者)

国立民族学博物館 学術資源研究開発センター・准教授。工学修士。東京大学工学部卒(1977)、東京大学大学院修士課程修了(1983)、東京大学大学院博士過程単位修得(1989)。編著書に『シリーズ建築人類学《世界の住まいを読む》住まいにつどう』1-4(学芸出版社)。「描かれた家屋」『世界美術大全集 東洋編12 東南アジア』(小学館,pp.342-34,2000年)他論文多数。専門は建築史学、民族建築学。

 

服部滋樹(graf代表、クリエイティブディレクター)

1970年生まれ、大阪府出身。graf 代表、クリエイティブディレクター、デザイナー。美大で彫刻を学んだ後、インテリアショップ、デザイン会社勤務を経て、1998年にインテリアショップで出会った友人たちとgraf を立ち上げる。建築、インテリアなどに関わるデザインや、ブランディングディレクションなどを手掛け、近年では地域再生などの社会活動にもその能力を発揮している。京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科教授。www.graf-d3.com

 

柳原照弘(デザイナー)

1976年香川県生まれ。2002年自身のスタジオを設立。デザインする状況をデザインするという考えのもと、国やジャンルの境界を超えたプロジェクトを手がける。クリエイティブディレクターとして家具ブランド KARIMOKU NEW STANDARD、革小物ブランド TYP/Morpho、陶磁器ブランド 1616/ arita japan、佐賀県とオランダ共同の有田焼プロジェクト2016/ 等の国際的なブランドの立ち上げに参加。作品所蔵:フランス国立造形芸術センター(CNAP)等。共著に『リアル・アノニマスデザイン』(学芸出版社)、『ゼロ年代11人のデザイン作法』(六耀社)等。

teruhiroyanagihara.jp

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